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“スープカレー”の生誕地「マジックスパイス 札幌本店」
今や全国的に知られるようになった札幌の定番グルメ「スープカレー」ですが、この名称が誕生したのは1993年のこと。
札幌市白石区に本店を置く「MAGIC SPICE(マジックスパイス) 札幌本店」のマスター・下村 泰山(たいざん)さんが名づけた料理名です。着想元は、チキンベースのスープとごはんを一緒に食べる、インドネシア料理「ソトアヤム」。
そんなスープカレーでのおすすめメニューからお店をはじめるきっかけや想いまで、スープカレーの名付け親である泰山マスターにじっくりお話を伺ってきました!
札幌市白石区に本店を置く「MAGIC SPICE(マジックスパイス) 札幌本店」のマスター・下村 泰山(たいざん)さんが名づけた料理名です。着想元は、チキンベースのスープとごはんを一緒に食べる、インドネシア料理「ソトアヤム」。
そんなスープカレーでのおすすめメニューからお店をはじめるきっかけや想いまで、スープカレーの名付け親である泰山マスターにじっくりお話を伺ってきました!
悶絶、極楽!? お店ならではのメニューや店づくりの魅力
札幌市内には200を超えるスープカレー専門店があるといわれていますが、なかでも「マジックスパイス 札幌本店」は、外観やメニュー名などあらゆる面において、独特で斬新。
数多くのスープカレー店を取材している筆者が、唯一無二だと断言できます。
数多くのスープカレー店を取材している筆者が、唯一無二だと断言できます。
外観、内観とも赤をベースにしており、ところどころに光るネオンが印象的。ミラーボールや異国の雑貨をはじめ、どこをとってもカラフルで非日常な雰囲気です。
この空間に一歩足を踏み入れるだけで日頃の悩みも忘れられそう。エンターテイメント要素も魅力のひとつなんですよね。
この空間に一歩足を踏み入れるだけで日頃の悩みも忘れられそう。エンターテイメント要素も魅力のひとつなんですよね。
定番の「チキン」や「スペシャル海鮮カレー」など、基本のスープカレーメニューは全14種類。スープは「チキンベース」か「トマトベース」(+税抜110円)の2種類から選ぶことができます。
マジックスパイスのスープカレーメニューには野菜がたっぷり。根底にあるのは“医食同源”の考えです。泰山マスターのお父さんがお医者さんだったことから、この考えに至ったのだといいます。
マジックスパイスのスープカレーメニューには野菜がたっぷり。根底にあるのは“医食同源”の考えです。泰山マスターのお父さんがお医者さんだったことから、この考えに至ったのだといいます。
辛さは“覚醒(かくせい)”から“虚空(こくう)”までの、全7段階から選ぶことが可能。この独特な辛さ表記は、直感的にわかるようにと泰山マスター自身が考案したのだとか。
マジスパの泰山マスターが選ぶ「おすすめメニュー3選」
マジックスパイスの泰山マスター に、おすすめメニューを3つ伺いました。筆者が実食しながら、ひとつずつ紹介していきます♪
1. シーフード(スープ チキンベース)
アサリ、ムール貝、パーナ貝、イカ、エビ、帆立、全6種類の海鮮とたっぷりの野菜で構成された「シーフード」。真ん中にはマジックスパイスのトレードマーク「揚げ春雨」がトッピングされています。
スープカレーといえば、ゴロゴロと大きな野菜が入っていることがほどんどです。そんななかマジックスパイスでは食べやすさを重視。手間はかかるそうですが、ひと口大にカットして提供してくれます。
スープは海の幸のうま味が溶け出していて、圧倒的なコク深さ!一番控えめな辛さ「覚醒」だったこともあり、具材のダシが前面に出ています。辛さが苦手な筆者にもやさしい、ピリ辛くらいのマイルドなスープ。
2.【札幌本店限定】北恵道(ほっけいどう)スープ チキンベース
“北の恵み”をもじって名づけられた、札幌本店限定のメニュー「北恵道(ほっけいどう)」。チキンレッグと北海道産の野菜が10種類以上入ったスープカレーで、札幌本店では一番人気です。(種類数は季節によって異なります)
じっくり煮込まれたホロホロのチキンレッグは、スプーンで簡単にほぐすことが可能。手をよごさずに食べることができるのは、うれしいポイントですね♪
スープは「シーフード」と違い、野菜の甘さと鶏のうま味を感じます。ちょうど真ん中の辛さ「涅槃」は、じんわり辛さを感じる程度。
筆者はいつも最低の辛さでスープカレーをオーダーするため、このレベルの辛さをおいしく感じられることにビックリ!具材のダシが強いからこそ出せるマイルドさなのでしょう。
筆者はいつも最低の辛さでスープカレーをオーダーするため、このレベルの辛さをおいしく感じられることにビックリ!具材のダシが強いからこそ出せるマイルドさなのでしょう。
3. フランクナガイ(スープ チキンベース)
特注でオーダーしているという、約30cmのフランクフルトがインパクト大の「フランクナガイ」。ちなみにメニュー名の由来である「フランク永井」さんは、昭和のスター歌手です。フランクフルトの中には、北海道で採れる山菜・行者にんにくが練りこまれています。
長~いフランクフルトの真ん中にも、マジックスパイスのトレードマーク「揚げ春雨」がしっかりトッピングされています。
プリっと香ばしいフランクフルトのコクが溶けだした一杯。上から2番目の辛さ「天空」は、喉が熱くなるようなスパイシーさがあります。
「あれ?おいしい!」……痛みをともなう辛さではなく、具材のうま味も同時に感じることができる旨辛スープ♪ ここまで上の辛さレベルを、まさか自分がおいしく味わえるとは、完全なる想定外!個人的にかなり大きな発見でした。
自分の枠を超えたおいしい世界をみせてくれるスパイスの魔法。これが「マジックスパイス」の店名の由来であり、魅力でもあるのです。
「あれ?おいしい!」……痛みをともなう辛さではなく、具材のうま味も同時に感じることができる旨辛スープ♪ ここまで上の辛さレベルを、まさか自分がおいしく味わえるとは、完全なる想定外!個人的にかなり大きな発見でした。
自分の枠を超えたおいしい世界をみせてくれるスパイスの魔法。これが「マジックスパイス」の店名の由来であり、魅力でもあるのです。
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