ライター : 丸山夏名美

食いしん坊ライター

浅草に住んでいる食べ物とお酒が大好きなライター。「食は五感だけでなく、生まれた背景や雰囲気を含めて楽しむ」という信条から、食材やレシピに加え生産者のストーリー、テーブルウェ…もっとみる

本場のシャインマスカットを求めて勝沼へ

こんにちは!浅草住まいの食いしん坊ライター、丸山です。

秋は実りの季節。たくさんの山野草やきのこ、果物が旬を迎えますね!スーパーに行くと食べたいものがズラリと並んでいて買う食材が決められない……。毎回、贅沢な悩みを抱えます。

そんな秋の味覚の中でも、近年話題の果物がシャインマスカット。季節になるとテレビや雑誌、Webメディアで見ない日がないほどです。都内スーパーでは1房1,000円〜2,000円ほど、高級デパートやフルーツ屋さんでは1万円ほど(さすが品質によっては高い!)で買うことができますが、「名産地、山梨県にある勝沼の農園の方が目利きで選ぶシャインマスカットは一味も二味も違う」とのこと。ぜひ農園に出向いて食べたいという欲に駆られ、勝沼に行ってきました!

緑色に輝く1kg近くの"shine"マスカット

Photo by 丸山夏名美

大きな葡萄農園の多くでは10品種ほどが育てられていて、歩き回るだけでもさまざまな色や形、大きさ、育つ時期の違いがあることに驚かされます。葡萄狩りに来た人がどれにしようか悩んでしまうので、好みの品種を選べるように試食させてくれるのが嬉しい……。どれも絶品♪
今年は雨の影響で黒系葡萄(ピオーネ、巨峰など)は採れる量が少なかったそうですが、お目当てのシャインマスカットは見事に熟れていました。大きいものは、なんと1房1kg近くのド迫力。大きく熟れた実が太陽の陽を浴びて輝く様子は、その名の通り"shine"マスカットです。美しい!

Photo by 丸山夏名美

農園の方に採りたい葡萄を伝えると、一緒に歩きながら房を選んでくれます。「これは一番食べごろ」「元気に育った房」など私がちょっと見ただけでは分からないところまでチェックしていただけるのはありがたい!

「東京のスーパーではなかなかお目にかかれない美しい葡萄を誰かと共有したい」という思いから、贈呈用を含めてシャインマスカット10房、そのほか2種類の葡萄(種なしピオーネとサニードルチェという品種)を一気に購入!大満足で東京に帰りました。

Photo by 丸山夏名美

シャインマスカットがブームになった理由とは?

数多くある葡萄の中で、なぜシャインマスカットはここまでブームとなったのでしょうか。意外と知られていないのですが、その理由は消費者だけでなく生産者側の理由もあると考えています。

シャインマスカットの魅力

<消費者>
・皮ごと食べられる
・種がない
・老弱男女に愛される王道の甘さ
・粒が大きいのでひとくちの満足度が高い
・美しく瑞々しい緑色

<生産者>
・皮が薄いのに実割れしにくい
・貯蔵性と流通性に優れる
・収穫時期が長い(栽培方法の進歩による)
・ブランド認知が高まったため高値で出荷できる

Photo by 丸山夏名美

もちろん生産者の方々は手間暇かけて、時には大変な思いをして育てていることは確かです。それを踏まえても、シャインマスカットが消費者にとっても生産者にとっても魅力的な果物なんですね。

さらにブームとなった理由は「葡萄の女王」と分かりやすい異名で評されていることにもあります。シャインマスカットの出荷条件は糖度18%以上、高いものは25%程度と果物の中で最高レベル。この甘さは「果物の王様」と呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリア並みで、香りに至ってはそれ以上とされるため「女王」なんです。

さすが、女王と呼ばれる姿は断面まで美しい。

手に入れた3品種の特徴とは

シャインマスカットばかり褒めちぎりましたが、農園の方々が大切に育てた葡萄はそのほかの品種もとってもおいしい!今回手に入れた3種はこんな特徴があります。

Photo by 丸山夏名美

▲左から種なしピオーネ、シャインマスカット、サニードルチェ

シャインマスカット

名前の通り輝くマスカット。異名は「葡萄の女王」。糖度が高く酸味は控えめで、芳香が強い。パリッとした食感の薄皮の中にジューシーな果肉が詰まっている。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。店舗によっては、休業や営業時間を変更している場合があります。
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