きな粉の栄養素を効率よく摂り入れる食べ方

きな粉は栄養価が高いため、少量でもしっかりと栄養成分が摂取できます。一度にたくさん食べることはなかなかむずかしいので、少しずつこまめに食べるといいですよ。

例えば、食後にきな粉入りのヨーグルトを食べたり、おやつにきな粉クッキーを食べたりするのもいいですね。牛乳にまぜて飲んだり、胡麻和えの和え衣にきな粉を使ったりすることできな粉を摂取する回数が増え、無理なく取り入れることができます。

【Q&A】きな粉の栄養素は子どもや赤ちゃんが摂り入れても良い?

A:きな粉はたんぱく質やカルシウムなど成長に欠かせない成分が含まれており、子どもや赤ちゃんにも取り入れてほしい食品です。

離乳食では生後5~6か月頃の初期から食べられます。鉄も含まれているので、鉄が不足しがちな生後9ヶ月ごろの赤ちゃんの食事に取り入れるのもおすすめですよ。

はじめて食べるときにはアレルギーがないか確かめる必要があります。また、非常に水分の少ない食品なので、食べるときには水分の多い食品と組み合わせたり、飲み物を用意したりといった工夫が必要です。(※1,4,6,14,15,16)

【Q&A】きな粉の栄養には女性にうれしい効果がある?

A:前述したとおり大豆イソフラボンの抗酸化作用により、肌の健康を守ることに役立ちます。

また、レシチンによる乳化作用によりコレステロールが血液中から排泄されるため、血流をよくすることにつながりますよ。全身に栄養が行き渡るため、健康な肌の維持にも役立ちます。(※7,10)

【Q&A】きな粉を毎日食べるとどんなメリットがある?

A:きな粉は必須栄養素のうちビタミンC以外の栄養素をすべて含んでいるため、毎日食べることで栄養素の不足を対策することにつながります。

必須栄養素以外にもイソフラボン、大豆オリゴ糖などのからだに嬉しい栄養が含まれており、日々の体調管理に役立つといえるでしょう。(※17)

【Q&A】きな粉を一日に食べる量の目安は?

A:きな粉は体に良い栄養がたくさん含まれていますが、食べすぎには注意が必要です。

きな粉に含まれる不溶性食物繊維は摂りすぎると便が固くなり、逆に排便しにくくなるおそれが。きな粉は一日大さじ1杯程度を目安にするとよいでしょう。(※2,17,18)

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