ライター : macaroni編集部

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監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

<学歴>2015年4月 杏林大学大学院医学研究科 卒業(外科系外科学 専攻) 2015年9月 医学研究科博士号学位 取得 <医師国家試験及び医籍> 1997年4月11日 第91回 医師国家試験 合格 …もっとみる

身近な不調は「腸」が原因だった……?

気分が落ち込む、お腹のトラブルがある、肌が荒れやすい……そんな症状を感じていませんか?じつはこのお悩み、腸が原因かもしれません。

女性はホルモンバランスや腹筋の弱さなどが関係しているため、便秘になりやすいのが現状。20〜40代の女性におこなったアンケートでは、2人に1人は便秘の症状を抱えていると結果が出ているほどです。

美腸を目指すためには、まずは腸内を綺麗に整える、便秘を対策することが大切。その結果、体の内側からキレイを目指せるので、不調も緩和される可能性がありますよ。

今回は医師の竹内弘久先生に、腸についてや美腸を目指すための食事・運動について話を聞いてみました。

今回のテーマについて教えてくれた先生

杏林大学医学部 消化器・一般外科学教室 学内講師 外来医長
竹内 弘久 先生

消化器外科 ・消化器疾患の低侵襲治療(内視鏡治療、腹腔鏡下手術、ロボット支援下手術)・医療治療器具の開発を専門。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」です。

腸内を整えると健康の維持や精神安定に役立つ

腸は第二の脳と呼ばれるほど、重要な組織であると竹内先生。そんな腸について簡単に教えてもらいました。

「腸には、脳に次いで多くの神経細胞が存在しています。そして腸は、脳との関係が密接で、腸の不調は脳に反映され、脳に受けたストレスは腸に反映される『脳腸相関』という作用があります。

また、皆さんがよく耳にする『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンは、腸で作られています。このホルモンは、精神を安定させたり前向きな気持ちを保ったりするうれしい作用があります。

そのため腸内を整えるのは、健康を維持したり精神を安定させたりするのにとても大切になりますよ。」

腸内が変わると肌の調子が整う

ここからは、腸内を整えると得られる作用を竹内先生に詳しく聞いてみました。日々、体の不調に悩んでいる方は、腸を意識して生活してみると不調の解消へ一歩近づきますよ。

「腸内を整えることで得られる作用はいくつかあります。健康や美容のために役立つものが多いので、女性から男性、年齢を問わず腸内を整えるのは重要だと言えます。

・お腹のトラブルが減る
食事を変えたり運動を定期的におこなったりすると、腸内が整い消化管運動が向上します。その結果、便秘や下痢などの症状が和らぎます。

肌の調子が整う
腸内が整い便秘の症状が和らぐと、新陳代謝が活発になってホルモンの代謝が高まります。肌はホルモンと密接に関わっているため、肌の調子が整いますよ。

・精神が安定する
前述したとおり、脳と腸の関係は密接。腸内が整うと、脳腸相関のはたらきで前向きな方向へ気分が変わります。また、幸せホルモンのセロトニンが分泌されるようになり、気持ちが安定し感情のコントロールがしやすくなります。

・アレルギー症状の緩和
腸内を整えると、腸内フローラのバランスを良くしたり維持したりすることが可能に。その結果、腸内の免疫のバランスを整え、アレルギー症状を和らげるとされています。」

美腸を目指すために運動や食事を見直そう

運動や食事は美腸を目指すために重要。また、便秘と聞くと食物繊維を思い浮かべますが、食物繊維は摂り入れる食材を考慮するのがポイントです。竹内先生が論文をもとに解説してくださいました。

運動

「米国の女性を対象とした研究結果では、毎日運動をする人は、週1回運動する人より便秘の症状が少ないことがわかっています。運動の種類は、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がおすすめです。

運動量については、一日1時間程度を目安に取り組むと良いですよ。文献によっては、一日4時間以上の運動を推奨するものがありましたが、無理は禁物。まずは気軽にはじめられるよう、時間や頻度は体調にあわせて調整してみましょう。」
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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