緑茶

緑茶にはポリフェノールの一種であるカテキンが豊富です。カテキンは殺菌作用で有名ですが、先にご説明したビタミンCやビタミンEと同じく、抗酸化作用がある栄養素でもあります。

さらにコレステロールの排出を促すはたらきや、糖の吸収を抑えるはたらきがあり、アンチエイジングに加え、血管の健康維持や肥満対策に役立ちます。(※5)

赤ワイン

赤ワインには、アントシアニンやレスベラトロールなどのポリフェノールが含まれます。

アントシアニンは目にいい栄養素として有名ですが、抗酸化作用もあるため、アンチエイジングにも役立ちます。またレストベラロールは、遺伝子にはたらきかけ老化を抑える作用がある成分。さらに内臓脂肪の蓄積を抑制するはたらきがあると期待されています。(※6,7)

豆乳

豆乳に含まれるイソフラボンは、腸内細菌に分解されると「エクオール」として吸収されます。エクオールは、女性ホルモンであるエストロゲンと似たはたらきをする栄養素。

エストロゲンは、コラーゲンの生成に関わっていることから美肌ホルモンと呼ばれています。イソフラボンを摂ることで肌のシワ対策になり、綺麗な肌作りに役立ちます。(※8,9)

アンチエイジングをするうえで避けるべき食べ物は?

菓子類

チョコやケーキなどのお菓子・スイーツは、太りやすいだけでなく、実は老化につながりやすい食べ物です。

甘いものは、単糖類という吸収されやすい糖質が含まれることが特徴。そのため体内に早く吸収され、血糖値を急激に上げます。急な血糖値の上昇は、老化を促進する「AGE」という物質を生み出しやすいため、菓子類の摂り過ぎには注意が必要です。(※10)

肉の加工品

肉には、アンチエイジングに役立つたんぱく質が含まれていることをお伝えしました。一方で同じ肉類でも、ベーコンやソーセージなどの加工肉には、老化を促進する「AGE」が多く含まれます。

味が付いているため、そのまま焼いたり炒めたりするだけでおいしく食べられ便利ですが、毎日食べるのはおすすめできません。できる限り生肉を調理して食べるようにしましょう。(※10)
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