ライター : 高井 なお

道産子主婦グルメライター

札幌定番グルメ「スープカレー」とは?

Photo by TREASURE(トレジャー)

「スープカレー」とは一般的なカレーとは違い、鶏ガラや香味野菜などのブイヨンに複数のスパイスをプラスしたサラサラのスープに、チキンレッグや大ぶりの野菜がゴロっと入った料理のことです。どんぶりのような深い器に盛られたスープに、別皿のライスを浸して食べるスタイルが一般的。

ブイヨンから出るスープのコクと、素材本来のうま味をダイレクトに味わえるのが大きな特徴です。

そんなスープカレーを札幌で堪能する際におすすめのお店を紹介しますよ!

1. スープカレーの元祖「マジックスパイス」

Photo by 高井なお

「マジックスパイス」は、まだスープカレーという言葉がなかった1993年にオープンしました。“スープカレー” の名付け親であり、元祖でもあるお店。札幌のほか、東京・大阪・名古屋に店舗を展開し、全国にスープカレーのおいしさを伝えています。

カラフルで独創的な雰囲気の店内には108もの席があり、ランチタイムの混雑時でも待たずに入ることができるのが魅力です。

北恵道(ほっけいどう)

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1,140円(税抜) スープ チキンベース、辛さ 瞑想(プラス 税抜90円)
定番の「チキン」もおいしいですが、個人的におすすめしたいのが札幌本店限定の「北恵道(ほっけいどう)」。じっくり煮込んだやわらかチキンに加え、北海道産の野菜がたっぷりトッピングされた、贅沢なスープカレーです。

辛さレベルは、辛味が少ない順に「覚醒、瞑想、悶絶、涅槃、極楽、天空、虚空」の7段階から選ぶことができます。筆者がオーダーした「瞑想」は、下から2番めの辛さ。そのため、スープのうま味を存分に味わうことができますよ。

チキンベースのスープは一食の価値あり!スープカレーの概念を変えるような独創的な味わいに、あなたもきっと驚くはずです。

店舗情報

2. 強いスパイス感「ベンベラネットワークカンパニー」

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1994年にオープンした「Bem Bera network company(ベンベラネットワークカンパニー)」は、スープカレー好きなら必ず訪れたい名店。いちど聞いたら忘れない店名と、サイケデリックな店内の雰囲気が特徴的です。

カウンター、テーブルあわせて全13席とコンパクトな空間なので、行列になっていることもしばしば。週末は特に、時間に余裕をもって訪れましょう。

チキンベジタブル

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1,000円(税込) 辛さはプラス料金なしの0番(普通)
おすすめは定番の「チキンベジタブル」です。辛さは0~7番から選ぶことができ、一番辛味が少ない0番でもスパイシーな本格的味わい。具材のキチンレッグは、軟骨まで食べられるほどじっくりと煮込まれており、スプーンで簡単にほどけるやわらかさですよ。

デフォルトでごはんの上にのっている目玉焼きは、黄身がトロ~り♪ 辛味をまろやかにしてくれますよ。
店舗情報

3. “北海道” を味わえる「札幌らっきょ」

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札幌市内に3店舗と東京・横浜にお店を展開している「らっきょ」の本店。1999年のオープン以来、この場所で20年以上、道内外のファンに根強く支持されています。

スープカレーと北海道産食材のおいしさを世界に伝えることをミッションにしており、こだわりの素材でつくる丁寧なカレーが味わえます。
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