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飲むタイミング
一度にたくさん水分を摂ってもうまく吸収されないため、こまめに少しずつ摂取するのが効率的。
「のどが渇いた」と感じるときにはすでに脱水がはじまっているため、水分を欲する前に意識して補給することが大切です。就寝や入浴の前後、スポーツ中及びその前後は、特に水分補給が必要となるタイミングのため意識しましょう。(※6)
「のどが渇いた」と感じるときにはすでに脱水がはじまっているため、水分を欲する前に意識して補給することが大切です。就寝や入浴の前後、スポーツ中及びその前後は、特に水分補給が必要となるタイミングのため意識しましょう。(※6)
飲む量
欧米の研究によると、水の必要摂取量の目安は一日2.3~3.5 リットル程度と推定されています 。また、欧米諸国では水の摂取源は、食物由来がおよそ20%から30%、飲み物由来が70%から80%といわれています。水分補給として一日1.5リットルの水の摂取を目安にできますね。
運動中や夏場など、たくさん汗をかくとさらに水分が必要となるので、目安の量より多く摂取するようにこころがけましょう。(※6,7)
運動中や夏場など、たくさん汗をかくとさらに水分が必要となるので、目安の量より多く摂取するようにこころがけましょう。(※6,7)
温度にも気を付ける
普段の水分補給には、体への負担が少ない常温(20~35℃)の飲み物がおすすめです。しかしスポーツ中は大量の汗をかいて体内の水分が奪われるほか、体温が上がり過ぎるおそれがあります。5~15℃の冷たい飲み物ならば、体温が下がって熱中症対策になりますよ。(※8)
熱中症対策には飲み物以外にも工夫が必要
飲み物以外の熱中症対策
- 睡眠をしっかり取る
- 過度な飲酒に気を付ける
- 適度に塩分を摂る
睡眠をしっかり取る
規則正しい生活と十分な睡眠は、健康維持だけでなく熱中症対策のためにも大切。睡眠不足の状態だと、熱中症になりやすいことがわかっています。
夜中まで暑さが続くような日は寝苦しく、睡眠不足に陥りやすいもの。寝るときもエアコンをつけ快適な温度に保ったり、寝る直前にスマートフォンを見ないようにしたりと、良質な睡眠を心がけましょう。(※9)
夜中まで暑さが続くような日は寝苦しく、睡眠不足に陥りやすいもの。寝るときもエアコンをつけ快適な温度に保ったり、寝る直前にスマートフォンを見ないようにしたりと、良質な睡眠を心がけましょう。(※9)
過度な飲酒に気を付ける
アルコールには利尿作用があり、脱水状態を引き起こしやすくなることをお伝えしました。そのため、たとえ元気なときでも飲み過ぎには注意が必要です。特に要注意なのが、夏の炎天下で飲むビール。アルコールの利尿作用にプラスして、汗によっても水分が失われます。
飲酒をするときは飲み過ぎを避け、水分補給をしっかりとおこないましょう。(※10,11)
飲酒をするときは飲み過ぎを避け、水分補給をしっかりとおこないましょう。(※10,11)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。