サーモンの栄養を効率的に取り入れる食べ方

サーモンに含まれるカリウムは水分に流れ出てしまうため、煮物や鍋物のような調理は、あまりおすすめではありません。(※6)

またDHAやEPAは、高温で調理すると減少してしまうという研究もあります。揚げ物などの油を使う調理ではなく、生で食べる刺身やマリネなどがいいですね。(※7)

栄養たっぷり!サーモンのおすすめレシピ3選

1. サーモンとディルのマリネ

塩とオイルだけのシンプルなマリネ。散らしたディルが、サーモンのうまみを引き立てるひと皿です。オリーブオイルはサーモンのDHAやEPAと同じ不飽和脂肪酸が豊富で、ふたつを組み合わせるとさらに抗酸化作用が期待できます。(※8)

2. サーモンと白菜の和風クリームパスタ

牛乳に含まれるカルシウムは、サーモンのビタミンDと合わせると吸収がよくなります。ボリュームがありそうなクリームパスタも、バターの代わりにオリーブオイルを使うと、最後までさっぱり食べられますよ。(※5,10)

3. サーモンのカルパッチョ

カルパッチョは、アボカドとカッテージチーズを合わせると、不足しがちなカルシウムを補うことができます。さらにレモンのクエン酸を摂ることで、カルシウムの吸収率があがりますよ。まさに最強とも言える組み合わせですね。(※10)

栄養豊富なサーモンをもっと手軽に!

カロリーだけに注目していると見逃してしまいますが、実は栄養たっぷりなサーモン。ほかの食材との組み合わせを工夫すると、血液の流れをよくしたり、眼の健康を守ったり、ダイエットにもぴったりな食材になります。ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
※1 新ビジュアル食品成分表 新訂第二版 大修館書店
(2020/05/18参照)
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