4. 年齢問わず支持される「麺食堂 タラ」

鹿児島市内の中心部である高麗町の住宅地にある「麺食堂Tara(タラ)」。メニューは大きく分類すると、こってり・中華そば・あっさりの三種類のスープからなります。

あじ玉やチャーシューのトッピング含め、ガッツリ食べたい男性や、控えめに食べたい女性など、嗜好に応じて選択できるのが性別問わず支持される理由でもあるんです。

おすすめラーメン

黒さつま鶏を使った鶏ガラベースのスープが驚くほどあっさりで、「飲んだあとに最高!」「ずっと食べていられる!」と大評判のラーメンです。

麺は中細ストレート麺の自家製麺で、トッピングはもやし、ネギ、揚げネギ、海苔、チャーシューやあじ玉は増量が可能となっています。有名店などへ弟子入りはせず、独学で研究された店主さんによる渾身の一杯を堪能してみてはいかがでしょうか。
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5. 昭和のラーメン食堂を彷彿させる「らーめん食堂 元斗好軒(げんとこうけん)」

某漫画が好きだったご主人が、その漫画に出てきた拳法の名称をとって始めた「らーめん食堂 元斗好軒」。店内は横一列のカウンター10席のみで、御主人と奥様でお店を切り盛りしています。

地域に根差しており、近辺のお年寄りもご主人や奥様との会話を楽しむために食べに来る、どこか昭和の雰囲気を感じさせる昔ながらのラーメン屋さんです。

おすすめラーメン

Photo by takupt

らーめん 770円(税込)
豚骨と鶏ガラを1:1で炊き、魚のダシと合わせたスープは、あっさりしながらもコクを感じ、ずっと飲んでいたくなります。

なので、ついつい飲み干してしまうこともしばしばですが、まったく重くないのでランチのあとの仕事も問題なし。麺はモチモチの中太麺です。

そこに シャキシャキのもやしと、旨味が詰まったやや大きめのコロコロチャーシュー。昔からあるようで、今までなかった鹿児島を代表する気持ちの落ち着く一杯ですよ。
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6. クチコミで圧倒的な人気「薩摩思無邪(しむじゃ)本店」

思無邪(しむじゃ)とは、幕末の薩摩の名君 島津斉彬公の言葉。「思(おも)いに邪(よこしま)無(な)し」心に邪念がなく、純粋な心がそのまま表れていて、いつわりがないという意味で、ラーメンやラーメン作りに真っすぐ対峙し続ける真摯さを、そのまま店名としています。

そのため、イベント出店などもあまりしていないのですが、口コミだけで県内外だけでなく、国外からもお客さんを引きつける人気店です。

おすすめラーメン

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薩摩 650円(税抜)
個人的なおすすめはなんといっても「薩摩」。スープは少しトロみのある豚骨醤油系でコクのある豚骨の旨みが先行し、醤油の甘さをほのかに感じさせます。そのスープによくからむのが、コシと歯ごたえのある中太ちぢれ麺。

これに、きくらげ、もやし、ネギ、チャーシューが加わりますが、トッピングも可能です。個人的なオススメは揚げゴボウのトッピング。

麺を食べるときは固めの状態で、麺を食べ終わったあとはスープに十分浸された、やわらかい状態で、麺やスープと絡んだゴボウの旨味も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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