早死にする!? 物騒な言葉に由来する説

江戸時代末期から明治へ入ると洋食文化が急速に普及しはじめ、人々は鶏や牛、猪などの肉を食べるようになりました。

昔から肉を食べる習慣のなかった日本人のなかには、肉食を忌み嫌う人も多く、「肉を食べると早死にする」という噂が広がり、早死ライスと呼ばれるようになったという説です。さすがにこれは信憑性に欠けますね。

由来を語りながらハヤシライスに舌鼓♪

ハヤシライスの名前の由来をいくつか紹介しましたが、このほかにも、明治のころは細かく切ることを「はやし」と言ったという説や、注文するとすぐに出てくることから、「早いライス」という説もあります。

どの説にしても作り話とか、こじつけといった反論もあり、本当のところはわからないのが実状。いずれにしても年代を問わず、誰にも好かれる料理であるからこそ、諸説あるのではないでしょうか。
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