名前が変わるのに出世魚ではない魚

マグロ

あまり知られていませんが、マグロも成長によって名前が変わる魚です。クロマグロは、大きさごとに「メジカ」や「シビ」と呼び名が変わります。

マグロが出世魚ではない理由は、江戸時代にさかのぼります。今でこそ高級魚のマグロですが、冷蔵技術が発達していなかった当時は、傷みやすいために人気がなかったのだそう。

また、「シビ」が「死日」を連想させることから、武士には縁起が悪いと敬遠されて、出世魚にならなかったと言われています。

カンパチ

カンパチには「モジャコ」「ショッパ」「シヲ」など、さまざまな呼び名があります。

カンパチが出世魚にならない理由には複数の説がありますが、そのひとつが「出世魚は成魚になったときに、必ず魚偏の漢字がつく」というもの。カンパチは「間八」「勘八」と書くため、出世魚にあたらないという説が有力とされています。

もうひとつは出世魚のブリに似ていて「ブリの旬までの代わり」とされているから、という説があるそうです。

出世魚をもっと詳しく知ろう!

今までなんとなく「ヒラマサは出世魚」と思っていた方も、今回の記事を読んでより知識を深めることができたのではないでしょうか?呼び名が変わっても出世魚にならない魚がいる、というのも興味深いですよね。

出世魚は、現在でも進学や就職などのお祝いに食べることが多いお魚。由来や歴史を思い出しながら食べてみてはいかがでしょうか?
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