スコルジニン

にんにくの風味をきかせた料理はお酒にも合いますが、スコルジニンはにんにくに含まれる、肝臓の機能をサポートする栄養素。解毒作用やビタミンを保存する働きを持ち、肝臓の負担を軽くする役割も期待できる栄養素です。

さらに新陳代謝を促進し、全身の血行をよくする働きがあると言われています。(※3)

アリシン

にんにくが持つと言われる効果効能のなかで、もっとも有名なものと言えば滋養強壮ですよね。それはアリシンという栄養素によるもの。

にんにくにはアリインという成分が含まれていて、空気に触れることでアリシンに変わります。アリシンはビタミンB1と結びつき、吸収しやすくしてくれることで、疲労回復や滋養強壮に役立つ働きを持っています。(※3)

セレン

セレンは体の中では肝臓や腎臓に含まれている、鉄やカルシウムなどと同じミネラルの一種。体の中で増えすぎた活性酸素が細胞を傷つけることを酸化と言いますが、セレンはこの酸化を防ぐ働きがあります。(※1,4)

にんにくのおすすめの食べ方

にんにくはビタミンB1の吸収を助けてくれるアリシンが含まれるため、ビタミンB1を多く含む食品と組み合わせて食べるのがおすすめです。ビタミンB1を多く含む食品には豚肉、枝豆、大豆、玄米などがあります。(※3)

またアリシンは油と一緒に調理することで壊れにくくなるため、調理の際には最初に油で炒めるとさらに効率よく取り入れることができます。(※5)

気になるにんにくの保存方法

にんにくの皮が湿気を帯びるとカビの原因に。袋に入った状態で購入した場合はまず袋から取り出し、網袋やカゴに入れましょう。風通しのよい、涼しい所に吊して保存します。(※5)

ダイエット中も低カロリーに!にんにくを使ったおすすめレシピ7選

1. にんにくと桜えびのクリームスープ

Photo by macaroni

ほっこり温まるクリーミーなスープ。豆乳は牛乳や生クリームに比べて脂質が低いため、ダイエット中におすすめの食材です。たっぷり入れたにんにくの香り、桜えびやベーコンの旨味がプラスされ、満足感が高まります。(※6,7)
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