お腹をくだしやすくなる

プルーンに多く含まれている甘み成分の「ソルビトール」には、便の水分量を増やしてやわらかくし、便通をよくするはたらきがあります。その作用は、便秘薬の成分として使われているほど。

便秘対策に役立つ一方で、食べすぎるとお腹をくだしやすくなってしまいます。プルーンを食べる量は、体調を考慮しながら調整しましょう。(※12)

ダイエット中の参考に。プルーンの一日の目安摂取量

間食でとるカロリーの適量は、一日あたり200kcalとされています。ドライプルーンをおやつとする場合は、一日に85g(約8個分)を目安にしましょう。

ただし、糖質のとりすぎが気になる場合は、おやつの糖質量を一日あたり10g程度に抑えるのがベター。ドライプルーンなら一日に約1.5個分にしておきましょう。生のプルーンを食べる場合は、一日に約1個分を目安にしてくださいね。(※1,13,14)

管理栄養士が選ぶ!プルーンを使ったヘルシーレシピ5選

1. 油不使用のおしゃれ副菜。コンビーフとプルーンのテリーヌ

こちらはコンビーフとプルーンのテリーヌです。セミドライタイプのプルーンがそのまま使われています。

サイコロ状にカットすれば前菜や副菜に、大きくカットすれば主菜になりますよ。油を使わずに作れるのがうれしいポイントです。

2. デミグラスソースいらず!プルーン入りビーフシチュー

デミグラスソースを使わずに作れるレシピなので、ビーフシチューのカロリーカットに役立ちますよ。ドライプルーンを入れることで、栄養価も食べごたえもアップします。

牛肉を煮込むのに1時間半ほどかかる場合もあるため、時間がある休日にチャレンジしてくださいね。

3. 圧力鍋で簡単。鶏手羽元のプルーン煮

材料をすべて圧力鍋に入れたら、あとは加熱するだけの簡単レシピです。やわらかい鶏手羽元の風味とドライプルーンの甘さがよく合いますよ。

動物性たんぱく質と合わせてとることで、プルーンに含まれる鉄分の吸収率がアップします。(※8)

4. 食物繊維たっぷり。かぼちゃとプルーンのサラダ

こちらのサラダは、ほくほくとしたかぼちゃと細かく刻んだドライプルーンの食感の違いが楽しめるひと品。

マヨネーズ単品ではなく、ヨーグルト入りのソースで和えるのがカロリーを抑えるポイントです。かぼちゃはプルーンと同様に、食物繊維が豊富ですよ。
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