目次
小見出しも全て表示
閉じる
この記事は、健康・美容の情報メディア 「ケアクル」の提供でお送りします。
肩甲骨のこり・痛みの原因
ここでは、肩甲骨にこりや痛みを生じる、主な原因をご説明します。
姿勢不良
肩甲骨には、たくさんの筋肉が付着しています。
背筋を伸ばして左右の肩甲骨を軽く中央に寄せたような姿勢でいると、肩甲骨が良い位置で維持でき、周囲の筋肉に負担がかかりにくくなります。
一方、猫背や巻き肩になると、自然と頭が前方に落ちます。これにより、首筋から肩甲骨にかけての筋肉は、重たい頭を支えるために常に緊張した状態になります。
このような状態が日常的に続くと、肩甲骨周囲の筋肉のこりや痛みにつながります。
過度の負担
パソコン作業や洋裁など、身体の前で手先を使ったり、顔を前に出したりするような時間が長い方は、どうしても不良姿勢が長時間続いてしまいます。そのため、普段の姿勢が整っていても、肩甲骨のこりや痛みが生じやすくなります。
また、重たいものを持ち上げるなどの重労働が多いような方も、肩甲骨周りの筋肉に過度の負担がかかり、筋疲労を起こしてこりや痛みを生じやすくなります。
血流不良
デスクワークが多くて運動不足になったり、年齢とともに活動量が減って家にこもりがちになったりしてしまうと、全身の血流が低下してしまいます。
筋肉への血流が低下すると、筋肉が硬くなり、こりや痛みを生じやすくなります。
こりに悩む方は、こっている場所に対するマッサージやストレッチだけでなく、全身の血流を良くするような有酸素運動や入浴も効果的です。
肩甲骨のマッサージの効果
ここでは、肩甲骨のマッサージを行うことで得られる効果についてご説明します。
血流改善
肩甲骨をマッサージすると、その周囲の血流が良くなります。
背中周りがぽかぽかと温かくなるだけでなく、肩甲骨から末梢の腕や手先への血流も促されるため、末梢の冷えも改善することができます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。