ヨーグルトの栄養と効果効能

たんぱく質

無糖ヨーグルト100gあたりに3.6gのたんぱく質が含まれます。

たんぱく質は、筋肉や骨、臓器、皮膚、爪などの主成分です。食べ物からたんぱく質を摂ると、体内でアミノ酸として吸収されます。筋肉や内臓の材料となるほか、ホルモンのはたらきや免疫機能に関わり、エネルギーとしても使われる栄養素です。(※1,6)

脂質

無糖ヨーグルト100gあたりに3.0gの脂質が含まれます。

脂質は主に体内でエネルギー源となるほか、細胞膜の材料となる栄養素。またビタミンAやビタミンEなど脂溶性ビタミンの吸収を促す作用もあります。余分な脂質は中性脂肪として蓄えられるため、肥満の原因になることがあり、取り過ぎに注意が必要です。(※1,7,8)

炭水化物

無糖ヨーグルト100gあたりに4.9gの炭水化物が含まれます。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。ヨーグルトには食物繊維が含まれていないため、含まれている炭水化物はすべて糖質です。

糖質はエネルギー源となる栄養素。糖質が不足すると疲労感や集中力の減少につながるため、不足しないよう注意が必要です。しかし、エネルギーとして消費されなかった分は中性脂肪として蓄積されるため、脂質と同じく取り過ぎは肥満の原因になります。(※1,9)

カルシウム

無糖ヨーグルト100gあたりに120mgのカルシウムが含まれます。

カルシウムは骨や歯の主成分です。また筋肉の収縮を助ける、精神を安定させるなどのはたらきがある栄養素です。カルシウムは食品ごとに吸収率が異なります。特にヨーグルトをはじめとする牛乳・乳製品は、比較的カルシウムが吸収されやすい食品です。(※1,10)

ビタミン類

無糖ヨーグルト100gあたりに含まれる主なビタミン類の量です。

・ビタミンA……33μg

・ビタミンB1……0.04mg

・ビタミンB2……0.14mg

・パントテン酸……0.49mg

ビタミンAは発育の促進や肌の健康維持、のどや鼻などの粘膜にはたらきかけ、細菌から体を守る作用があります。またビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸はビタミンB群と呼ばれ、エネルギーを生み出すために必要となる栄養素です。(※1,11,12)
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