無糖のものを選ぶ

コーラは100mlあたり46kcal、サイダーは41kcalです。

のど越しがよくゴクゴクと飲んでしまいがちですが、糖類が加えられている炭酸飲料の飲み過ぎは肥満のもとに。ダイエット中の方は0kcalである無糖の炭酸水を選びましょう。(※2,7,8,9)

※飲料の種類によって比重が異なりますが、当記事では100g=100mlとして栄養価を算出しています。

食前に飲む

食べ過ぎを抑えることを狙って炭酸水を取り入れるなら、ぜひ食前に飲みましょう。

胃を膨ませておくと空腹感が和らぎ、過食しにくくなります。また小腹が空いたときに飲めば間食を減らすことも期待できます。(※1)

1回に飲む量は300~500mlを目安に

ダイエット目的で食事前に飲むなら、1回あたり300〜500ml、便秘対策のためなら1回あたり100ml程度を目安にしましょう。

うれしいダイエット作用がある炭酸水ですが、0kcalだからといって飲み過ぎは禁物。場合によっては下痢や腹痛など、体に悪影響を及ぼすこともあるのです。(※1,2,10)

炭酸水ダイエットをするときの注意点

炭酸水を上手に活用して食べ過ぎの対策ができればダイエットに繋がります。しかしそれは規則正しくバランスの取れた食生活がベースにあってこそ。

炭酸水を飲んでいてもカロリーが高い食事をしていたり、甘いおやつばかりを食べていたりしたら炭酸水の作用が得られないかもしれません。炭酸水を取り入れる前に、まずはご自身の食事をチェックしてみましょう。(※1,6)

【Q&A】炭酸水ダイエットのデメリットはある?

A:炭酸水を飲み過ぎてしまうとガスがたまり、お腹が張って不快に感じてしまうこともあります。一気飲みは避け、ゆっくり飲むようにしましょう。

食べ物が胃に入る前、もしくは胃の中にある時点で炭酸水を飲み過ぎると、水分によって胃酸が薄められ消化力が落ちてしまうことも。消化に時間がかかってしまい、胃の負担が大きくなってしまいます。

炭酸水は食事の30分前まで、食後なら3時間後以降に飲むのがおすすめです。(※10,11)

【Q&A】炭酸水ダイエットでやせないのはなぜ?

A:炭酸水ダイエットで期待できる作用は、満腹感を得られることで食事量を抑えることです。しかし、炭酸水を飲んでも食事量が変わらなければやせることはむずかしいでしょう。

また、極端に食事制限をしてしまうと必要な栄養が摂れず健康を損なう、リバウンドしやすいといったリスクがあります。健康的にやせるためには、過度な食事制限は避けましょう。(※1,12)
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