毎日飲んでも大丈夫? 味噌汁の塩分についてと減塩のコツ

日本の和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中から注目されています。日本の食事に欠かせない味噌汁ですが、塩分が気になるところ。味噌汁にはどれくらいの塩分が含まれているのか?毎日飲んでも問題ないのかをわかりやすく解説します。

2019年9月20日 更新

ライター : 栄養士 / 藤本さやか

病院にて栄養・衛生管理など現場経験後、栄養士養成施設にて教員として勤務。栄養士を目指す学生へ必要な知識や技術を指導。食物アレルギーのためのレシピ本の料理担当やTVの料理コーナ…もっとみる

味噌汁の塩分ってどれくらい?

白いご飯とともに日本人の心を癒してくれる味噌汁ですが、1杯あたりの味噌汁の塩分はおよそ1.2gほどです。(※1) 1日の塩分摂取量は成人女性で7.0g未満が目標値としてあげられています。3食味噌汁を飲んでしまうと、それだけで1日の塩分量の半分を摂取してしまうことになります。(※2) 和食はヘルシーで健康的なイメージがありますが、これに煮物やお漬物などをプラスし食事をすることで、あっという間に7.0gを超えてしまい、塩分の摂り過ぎになってしまいます。

塩分をとりすぎるとどうなるの?

むくみ

塩分に多く含まれるナトリウムは水分を多く取りこむ性質があります。そのため余分な塩分を摂取してしまうと体液(血液)が増え、水分が増えすぎてしまいます。これがむくみの原因にになります。(※3) 塩分をとりすぎても正常な人なら、腎臓がナトリウムを排泄してくれますが、数日かかることもあり、腎臓にも負担がかかるので、取り過ぎることがないようにしましょう。

のどの渇き

私たちの体はある一定の環境でなくては、生命を維持することはできません。体液の濃度が高くなってしまったとき、水を摂取することによって濃度を薄めようとするため、のどが渇きます。(※4) ただここで水を飲み過ぎてしまうと、むくみにつながってしまうので、塩分をとり過ぎないようにしたり、取り過ぎた場合には次の食事から塩分を減らした食事を心がけましょう。

血圧の上昇

塩分を摂取すると、血液中の塩分濃度が上昇します。塩分濃度が高まると、私たちの体は血中濃度を一定に保とうとするため水分をため込もうとします。すると血管にかかる圧力が上昇し、血圧が上昇する仕組みです。 この状態が続くと高血圧症となり、進行すると血管に傷が生じて、動脈硬化につながる原因になります。(※5)

味噌汁を飲むときに気を付けたいポイント

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