ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

さば缶に続き、今度はさばのフィレ!?

Photo by muccinpurin

調理の手間がなく、栄養満点でおいしい!という理由でここ数年、人気を集めるさば缶。開けてそのまま食べることができ、下処理済で骨もなく食べやすいので、ストックしている方も多いのではないでしょうか。 カルディでもおしゃれなデザインのさば缶やいわし缶が人気ですが、今回ご紹介するのは、なんとさばのフィレ!ちょっと珍しいさばを使ったフィレの味わいやアレンジをご紹介します。

骨までおいしい!? 「フィレ焼きさば」

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「フィレ焼きさば」287円(税込)
「フィレ焼きさば」は魚のデザインが施された袋に真空になった、常温保存可能の商品。あまりのかわいいパッケージに、思わず泳がせるように2匹を並べてしまいました。 そもそもフィレとは、魚を三枚におろして骨を取り除いた身の部分のことを指します。いまはスーパーやデパートの鮮魚売り場でも、おろした状態のものが売られている便利な時代。とはいえ、魚焼きグリルを使うと後始末が大変だし、焼いたときの匂いが気になりますよね。 カルディの「フィレ焼きさば」は、開いたさばを砂糖と塩だけで味付けして焼いた商品。鮮やかな黄色の真空パック包また焼きさばが、カルディの店頭で陳列されているのを見て、かなり驚きました。それはまるで、干物を作っているかのような光景。

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カルディのフィレ焼きさばは、ノルウェー産のさばを使っています。脂ののった上質なさばを厳選し、なんと骨までそのまま食べられるほどにやわらかく焼き上げているんだとか。 魚が苦手な人は、骨や内臓を取り除くのが面倒だとよく聞きます。さらに、骨までおいしく食べられるなら、子どもも安心して食べられそうです。これはかなり画期的! 試しにそのまま味見してみたところ、身はしっとりとやわらかく、ほどよい塩気でとてもジューシーな焼き上がり。皮こそ焼きたてのパリパリ感はありませんが、いやな臭みもなく、おいしく食べられました。

まるごとかぶりつき!「さばサンド」

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せっかくフィレになっているので、ほぐさずにそのままパンにはさんでさばサンドを作ってみました。 生のさばを焼いて作ることもできますが、そのままかぶりつくにはちょっと骨が心配ですよね。その点フィレ焼きさばなら、骨までやわらかくなっているので、思い切りかぶりつくことができます!

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ほんのりと塩味がついているので、味付けせずにそのままサンドできるのもとても手軽です。レモンを絞ればさっぱり味に、スイートチリソースをかければアジアっぽい味わいにアレンジできそうです。 大葉のさっぱり感とさばの香りがよく合うので、あればぜひ組み合わせてみてくださいね。

さばの旨みを存分に「トマトとさばのパスタ」

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骨の心配がないならば、パスタの具としての活用も可能です。半分にカットしてそのままのせれば、見た目のインパクトはばっちり。 相性抜群のトマトソースと組み合わせ、刻んだ大葉を飾って香りを演出しました。

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フォークで容易にほぐれるさばを、パスタに絡めてひと口……。さばの旨みとトマトの酸味が合わさって、旨みの相乗効果を生んで極上の味わいに。 自然な塩味がついていることで臭みも気にならず、トマトソースと自然になじんでくれます。

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お肉と比べて、コスト面や調理の手間から食べる機会が少ない魚介。こうしてあらかじめ調理してあれば、魚がもっと身近に食卓に並びそうですね。冷たいまま食べても充分おいしいので、お弁当のひと品でも活躍してくれる予感♪ 調理の手間がないので、アウトドアでも重宝しそうなカルディ「フィレ焼きさば」。ストックのスペースも取らず、缶と比べてごみも少なく味は完璧なので、まとめ買いがおすすめですよ!
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。

商品情報

■商品名:フィレ焼きさば ■内容量:65g ■価格:287円(税込) ■カロリー:1袋あたり196kcal ■販売場所:全国のカルディ各店 ※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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