ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

タピオカ旋風はパンにまで!

タピオカミルクティーから始まったタピオカブームですが、その後 “食べるタピオカ” ブームを経て、ついにパンまで登場しました! 「タピオカとパン……!? 」とあまり味が想像できませんが、これが意外にも意外、すこぶる相性がいいんだとか。都内で食べられるタピオカパンのお店をピックアップしてみました。

1. 渋谷「19_tea」のタピオカトースト

日本以上にタピオカ熱が高まる韓国でも人気の「19_tea」。2018年9月に渋谷に初上陸してから、タピオカブームにのって連日行列ができる有名店です。 タピオカスイーツのほかにも、アッサムベースのオリジナルブレンドティーやオーガニック茶葉を使った本格的なお茶も楽しめるとあって、お茶好きの間でも話題のお店です。

タピオカトースト

“手軽なタピオカデザートを作りたい” と生み出された「タピオカトースト」。味は「ミルクティー」「チョコ」「カヤ(ココナッツミルクに卵と砂糖を合わせたジャム)」の3種類から選べます。 注文受けてから焼いたトーストに、特製のミルクティージャムをたっぷりと。2枚のパンを重ねてホットサンドのように焼いてからカットし、主役のタピオカをたっぷりと詰めて完成です。 大粒のタピオカがぎっしりと詰まったホットサンドは、もちもちカリカリの食感で食べ応え抜群!ミルクティーの香りと甘いタピオカのもちもち加減に、香ばしく焼かれたパンのカリカリ食感がなんだか新鮮です。タピオカが溢れないように、気を付けながら食べてくださいね。

店舗情報

2. 新宿「阿財の屋台」のタピオカ揚げパン

「阿財の屋台(あーざいのやたい)」は、台湾にあるルーローハン専門店の屋号を借りて2018年3月に日本に上陸しました。 タピオカ専門店ではなく、台湾屋台料理を中心としたお店では、ルーローハンや豚足、焼きビーフンなどの本格台湾料理が味わえます。 本場の味を求めて、日本人だけでなく日本に住む台湾の人々も通う名店です。

タピオカ揚げパン

台湾では揚げパンに練乳を付けて食べるのが一般的で、そこからヒントを得て作られたのが「タピオカ揚げパン」。現地では定番の「銀糸巻(ぎんしまき)」という、細い糸状の生地を同じ生地で包んだパンを使っています。空気をたっぷりと含んでいて、ふわふわ食感が魅力なんだそう。 沖縄産の黒糖蜜を絡めたオリジナルのタピオカを、カットした揚げパンにたっぷりと挟めば、これまで見たこともないタピオカ揚げパンの完成!タピオカの下にはホイップクリームが忍ばせてあり、甘いもの好きにはたまらないスイーツです。 噛むほどにタピオカから溢れる黒糖の甘さと、香ばしい揚げパンが絶妙のハーモニーを奏でます。パン選びにこだわっているだけあって、揚げパンなのに重さを感じず、ぺろりと食べられるのが魅力。入口右側にはテイクアウト専用カウンターがあるので、タピオカパンだけでも気軽に購入することができます。
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