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生後11ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べたがらないのはなぜ?
母乳やミルクが好きだから
離乳食を進めるなかで、赤ちゃんはどんどん新しい味や食感に出会います。そんな「初めて食べるもの」に警戒感をもってしまって、慣れ親しんだ味である母乳やミルクを飲みたがる子もいるようです。
「遊び食べ」をしてしまうから
食事中なのに赤ちゃんが席を立ったり食べ物を投げてしまう「遊び食べ」。なかなか食事が終わらずイライラしてしまいますよね。
ですがこれは、いろいろなものに興味が出てくることで、食欲・集中力・手先の動きが発達する段階にある「成長の証」なんです。
大人の食事のほうに興味があるから
大人と一緒に食事をしていると、自分だけパパやママと食べているものが違うということに気付き、気になってしまう赤ちゃんもいるようです。
盛りつけ方を大人用のメニューに似せるなどするとよろこんで食べてくれるかもしれませんね。
離乳食を食べなくなったときの対処方法
手づかみで食べられるメニューにする
赤ちゃんは食べ物に直接触ることで関心を高め、「食べよう」という意思を育みます。
また、スプーンをじょうずに使えないことがストレスになっている場合もあるので自分で食べられるよう手づかみ食べしやすいメニューにしてあげるとよいですよ。
専門家に相談してみる
せっかく離乳食を作っても食べてくれなくなってしまったという場合もあり、なんで食べてくれないんだろう……?栄養は足りているのかな……?と不安な気持ちになる人もいるはず。
そんな時は区役所や市役所などの育児相談窓口に相談してみるのもおすすめ。栄養士の資格をもったひとから、離乳食に関するアドバイスをもらえるようです。一人で悩まず、まずは気軽に相談してみるのも良いかもしれませんね。
赤ちゃんとたのしい離乳食ライフを
離乳食も11ヶ月目はいよいよ後半戦になり、赤ちゃんにあげるものも食材や量も変化しています。また、この時期ならではの「食べない理由」もあってパパやママは大変ですよね。
離乳食は赤ちゃんにとって食べるたのしさを知るための練習期間。進み方にも個人差があるので、うまくいかなくても焦らずに、赤ちゃんと一緒に残り少ない離乳食期間をたのしんでいただけたらと思います。今回ご紹介した離乳食内容や対処法もぜひ参考にしてくださいね。
【参考文献】
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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