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まずは食前酒を選ぶ
食事の前に、「まずお飲み物はどうされますか?」と聞かれます。この飲み物とは食前酒のこと。
無難なのはシャンパンでしょうか。わからない場合はお店の人におすすめを聞いてみるのもいいでしょう。これは別にお酒でなくても問題ありませんし、いらなければ頼まなくても大丈夫です。
アラカルトの選び方
ひと皿ずつ選べるアラカルト。前菜からメイン、デザートまで決まっているコースに比べ、全部いちから自分で選ばなければならないというのはちょっと難易度が高いかもしれません。
基準となるのはメイン料理です。肉料理か魚料理か、まずはそこから選びましょう。それが決まったら、前菜やスープ、デザートなどを選びます。
わからなければコース料理のメニューを参考にしつつ選んでもいいですし、お店の人に尋ねてみるのもおすすめです。アラカルトはコース料理よりも多めなので、食べきれるかどうか不安なときは「これはどれくらいの大きさですか?」と聞いてみましょう。
そもそも料理名だけでは何の料理なのかわからないこともあるでしょう。わからなくて適当に注文した料理を食べても、まったく楽しめませんよね。恥ずかしがらず、どういう料理なのか尋ねてみましょう。
コースの選び方
コース料理はあらかじめメニューが決まっているとはいえ、メインは肉か魚か選べることが多いです。前菜やスープも同じで、数種類から選べるスタイルはアラカルトに近いですね。
アラカルトと同じように、自分の好きなものを選んでください。
そのほか、選択肢としてはデザートや食後の飲み物の有りなしなどがあります。料理のお皿の数もコースによって違うので、どれくらい食べられるか考えながら選んでみましょう。
フランス料理マナー5. 食事の摂り方
パン
パンは前菜の前に運ばれてくることが多いです。食べるタイミングとしては前菜が運ばれてきた後がベターですが、先に食べても大丈夫です。
パンを食べるときは手でひと口サイズにちぎります。オリーブオイルやバターをつける際も、ちぎってからにしましょう。
また、メインのお皿が下げられるのと一緒にパンも下げられてしまうので、それまでに食べておきましょう。
スープ
スープを飲むときは、お皿を持ち上げてはいけません。スプーンを手前から奥にしてすくい、音をたてないようにして飲みます。
スープが少なくなってきたらスプーンですくいにくくなりますが、こういうときはスープ皿を少し傾けてすくうと簡単です。ただ、このときも音をたてないように注意しましょう。
フランス料理では、スプーンの先からスープを飲むのがマナー。これは横から飲むイギリス式とは異なるスタイルです。ただ、カジュアルなお店ならそこまで違いを気にする必要はないでしょう。
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