蒸らしの時間

お湯の温度や水の種類は上級者向きのポイントですが、初心者でも必ずおさえておきたいのが「蒸らし」の時間です。本格的に抽出を始める前にコーヒー豆とお湯を馴染ませる「蒸らし」をおこなうことで、コーヒー豆に含まれる「炭酸ガス」が放出され、コーヒー成分がしっかりと抽出できます。 ドリップバッグのコーヒーも同じように「蒸らし」の時間をおくことで、おいしく淹れることができますよ。

お湯の注ぎ方

コーヒーを淹れるのに「細口ドリップポット」を使用しましたが、やかんではなく細口のドリップポットを使うのは、ゆっくりと細く、小さな「の」の字を書くように、一定の高さをキープしながらお湯を注ぐのに細口のドリップポットが必要なため。 コーヒー豆とお湯がきれいに落ちてゆく道筋を作ることで、雑味のない本来のおいしさを引き出すことができます。

蒸らしてから最後の一滴まで丁寧に

コーヒーはとてもデリケートな飲み物で、淹れ方によって味わいに大きな差が生まれます。蒸らしたり、ゆっくりお湯を注いだり、時間と手間がかかりますが、慣れてくると淹れている時間も楽しくなってくるはず。 じっくり丁寧に淹れたおいしいコーヒーで、くつろぎのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
▼よろしければこちらの記事もご覧ください
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ