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今日の料理上手さん
食卓をランクアップさせる器づかいが魅力のakiさん。器だけでなくカトラリーや箸置き、小物を巧みに組み合わせ、洗練された空間を演出している。
だから、やっぱり器が好き
ーー器を好きな理由や、器を使うことで起きる心の変化について教えてください。
「日々仕事やら家事やら忙しい中で、なんの義務感もなく流れる時間がわたしにとっては日々の“器選び”のひとときかもしれません。お料理するのもお弁当を作るのも好きなのですが、日々時間に追われることが多いので、食卓に好きな器が並んでいるひとときは至福でしかなく、頑張ろうと活力湧く瞬間でもあります」
「器えらび」のこだわり、あれこれ
ーー「器えらび」のポイントを教えてください。
「器を購入するにあたって基本的に最初は一目惚れが多いと思います。器以外もそうなのですが『好き!』と思う物はひと目で心を奪われ頭から離れません。どうにもこうにもわがままな性格なもんで(笑)。
そのうえで触ったときの質感や大きさ、自分の食器棚にある器との相性で絞っていきます。何をのせたいか何を盛りたいかその風景がパシッと浮かんだときには、財布の紐がスルスルと緩んでいってますね」
わたしのお料理は、あなたに夢中
ーーお気に入りの器ブランド・器作家さんを教えてください。
伊藤聡信
「伊藤さんの器を初めて目の前で拝見したのは、2012年の京都の『木と根』という、器や日曜道具を扱ったお店での個展が最初でした。当初はInstagramで使われている方の色絵の器やレンゲの写真を拝見して 『どことなく中国のアンティークのような美しい器だなぁ』と興味を持っていた程度でしたが、初めて伺った個展でまんまと魅了されてしまい、帰る頃にはすっかり頭は伊藤さんワールド。その後これまでの穴を埋めるか如く、たくさんネット検索をして作品の画像を探したのを覚えています(笑)。
綺麗な花が描かれた色絵の器や銀彩、ハッとするほど美しい釉薬の黄色や赤や緑、アンティークのような印判のカッコよさ。様々な作風に今でも心揺さぶられています。そしてなによりも、日常のわたしの拙い料理もハレの日に出す御馳走も、変わらず華やかに演出してくれます。普段使いから特別な日まで欠かせない器ばかりです」
溺愛!器コレクション3選
ーー愛用する器の中から、とっておきの器を3つ選ぶとしたら?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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