ライター : macaroni_review

日本初の最高級ツナ缶

Photo by macaroni

スーパーの缶詰売り場で必ずといっていいほど売られているツナ缶。お手頃な価格で手に入れやすく、サラダやツナマヨおにぎりなど様々な使い方ができる缶詰です。 今回ご紹介するのは、身近な食材というイメージとは真逆の贅沢なツナ缶。発祥は静岡県清水市といわれていますが、その伝統的な製法で作られた日本初の高級ツナ缶詰「オーシャンプリンセスホワイトツナ」。こちらは究極のツナ専門店「モンマルシェ」が販売しています。 名前の由来となった豪華客船「オーシャンプリンセス」は、その優美な船体から「海の貴婦人」と称され、世界中のセレブに愛されたそうです。「オーシャンプリンセスホワイトツナ」はその名が示すとおり、優雅な味わいを堪能できると評判のツナ缶です。

2タイプの食感と凝縮された旨みを持つツナ缶

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オーシャンプリンセスホワイトツナに使われているマグロは、油との相性がよく、ツナ缶の原材料としては最高級といわれている「夏びん長マグロ」。 ブロック状の身がぎっしり詰まったソリッドタイプと食べやすいほぐし身が入ったフレークタイプの2タイプがあります。ソリッドタイプは、フレークタイプよりも製造が難しく手間もかかり、職人技が必要とされ、希少価値があるひと品だそう。 注目したいのは、缶の中で熟成が進む点。長く所持して旨みが増したところで食べるという楽しみがあるんですね。身と油が絶妙に調和し、旨みを際立たせた最高のツナ缶の中から、編集部が注目した2種類をさっそくレポートします。

1. ガーリックツナ

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初めに紹介するのは青森産のにんにくがたっぷり入った「国産にんにく入りツナ」。缶のふたを開けるとさっそくにんにくの香りが漂い、食欲をそそります。フレークタイプで身がほぐれているので、サラダやパスタなど和える料理におすすめ。 そのまま食べると、にんにくの香りが口から鼻にふわっと抜けました。ツナはしっとりとした食感でほどよい塩味がついています。凝縮された旨みを含んだ油はさらっとしていて、ツナ缶独特の油っぽさはありませんでした。

ガーリックツナで「にんにく香るほうれん草とツナのパスタ」

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今回はこのツナ缶を贅沢に1缶使って、ほうれん草とにんにく入りツナのパスタを作りました。 鷹の爪とツナ缶を油ごとフライパンに入れて熱し、にんにくの香りがたったところで下茹でしたほうれん草を加えます。軽く混ぜ合わせ、茹でたパスタを入れて和えます。最後にサッと醤油を回し入れたら完成。 ツナとにんにくの旨みが詰まった油は、パスタを上品な味わいにしてくれます。ツナ缶ににんにくが入っているので、にんにくを用意しなくても作れるのが嬉しいですね。

2. ホワイトツナ

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こちらは、高級料亭などで使われる綿実油で漬けた「ホワイトツナ」。綿実油とは、ワタの種子を圧搾して抽出した油のことだそう。 ソリッドタイプのツナ缶で、隙間なくギッチリとツナが詰まっています。この加工技術は、日本でも数少ない職人しかもっていないそうです。 ツナ本来の旨みを強く感じさせつつも、あっさりとした味わい。和洋中のどんな料理にも使えそうな、シンプルな味付けです。フレークよりもさらに形状が大きいので、鍋料理や煮込み料理にもおすすめです。

ホワイトツナで「ゴロッと食感のツナメルト」

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ソリッドタイプのしっかりとした食感を生かし、ツナメルトを作りました。 薄切り玉ねぎとツナ缶を大きめにほぐしてマヨネーズで和え、食パンにたっぷりのせます。とろけるチーズをのせ、上にもう1枚食パンをかぶせてフライパンで両面焼いたら完成です。このとき、バターで焼くと風味が増すのでおすすめ。 ゴロゴロ食感のツナは、食べ応えがありました。ジューシーなツナ缶とマヨネーズやチーズの濃厚な味わいは相性抜群!これひとつでとても満足いくひと品です。
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