ライター : macaroni_review

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東京土産の新定番「東京さしすさそ」

Photo by macaroni

東京の手土産といってパッと思いつくのは何ですか?筆者は黄色い果物の形をしたお菓子を想像しました。今回ご紹介するのは、その東京土産の“新定番”を掲げる「東京さしすせそ」。 さしすせそとは、料理を作るときの基本調味料の砂糖、塩、酢、醤油、味噌またはソースを覚えやすいように語呂合わせしたもの。東京さしすせそは、東京都内メーカーの職人が作った最高級の基本調味料だけで構成されたセット商品です。

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・さ……【宮崎商店】たまざとう/まろやかな風味に酔う。大地の恵を含んだ懐かしい味わい。 ・し……【海の精】ほししお/ほのかな甘み、旨みとコクに感嘆。独自製法の美味海塩。 ・す……【横井醸造】米の酢 きんしょう/米酢にこだわりの粕酢をブレンドした逸品。伝統的な江戸前酢。 ・せ……【近藤醸造】五郎兵衛醤油/澄んだ色に豊かな香りが魅力。深い味わいは絶品。 ・そ……【ポールスタア】中央線ソース/フルーティーで口当たりの軽い、新感覚のソース。 (公式HP引用)
東京の舌を楽しませてきた5社から看板商品だけを集め、スタイリッシュな装いでパッケージした新東京土産。5つそろった調味料のなかから3つを実食し、さっそくレポートいたします。

し(塩):【海の精】ほししお

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1972年創業の「海の精」。こちらの塩は、天日と平釜で造られている希少な国産の天日海塩。少量ずつ手間ひまかけて製造されているため、海外の天日塩とは成分も味も異なるそうです。調味用の塩はもちろん、高級加工食品の原材料塩にも使われているとのこと。

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「海の精」で販売しているほししおは、ザラメ状の結晶でひと粒が大きい印象。そのまま食べると、塩味と甘みのバランスがとれています。口のなかで結晶が溶けて消えていく感触と、時間を追って変化する塩気の強さ……、最後には甘みの姿はどこにもなく、塩の結晶と一緒に消えたかのように感じられました。 それを天ぷらにつけて食べたところ、結晶が大きく塩味を強く感じ、揚げ衣の油っぽさを軽減させているようで、さっぱりと食べられました。ひと粒が大きいので、少量でしっかり塩味がわかるのも特徴です。

せ(醤油):【近藤醸造】「五郎兵衛醤油」

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続いては、明治41年創業の「近藤醸造」。醤油作り一筋で1世紀を数える老舗メーカー。昭和45年には、ほかのメーカーに先んじていち早く無添加醤油を製造していたそうです。手間ひまを惜しまない、ていねいな製法が人気です。 五郎兵衛醤油は原料の国産丸大豆を1年かけて、じっくり熟成させた濃口醤油。3代目当主が代々伝わる醤油作りの粋を集めて造り上げた逸品です。小皿にあけると、澄んだ赤褐色が鮮やかでした。顔を近づけてみると、濃口醤油の独特で芳醇な香りが鼻を抜けました。

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その醤油に今回合わせたのは、日本人がこよなく愛するソウルフード“たまごかけごはん”。炊きたてのごはんに卵を割り入れて、五郎兵衛醤油をサッとかけます。 ほどよくお箸で混ぜて食べると、醤油の独特なコクと優雅な香りを感じました。濃厚なたまごと醤油の原材料である丸大豆の自然な甘みが相まって絶品。芳醇な風味は、ごはんの甘みも引き立ててくれます。

そ(ソース):【ポールスタア】中央線ソース

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1850年創業の「ポールスタア」。ソースやたれなどの開発、製造、販売までを手がける東京の老舗メーカーです。公式ホームページによると、創立後間もなく食品添加物を使用しないソースの開発に成功し、業界の先駆けになったとのこと。 印象的なネーミングの中央線ソースは、原材料に東京日野市で生産されている「多摩川梨」や長野県産りんごなどのフルーツを30%以上配合されています。色合いは濃すぎず、とろみは中濃ソースとウスターソースの間のようで想像よりさらっとしていました。

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中央線ソースのフタを開けるとフルーティーで少しスパイスの効いた香りを感じました。これに合わせるのは、ソース料理の定番“とんかつ”。 たっぷりかけて食べてみると、マイルドで甘みのある風味を感じました。一方、喉を通るときには、ピリッとしたスパイスの味わいを感じます。原材料にフルーツが多く使われているからか、ふつうのソースより甘みが強い印象。揚げ物はもちろん、ドレッシングの代わりとして野菜にかけても合いそうでした。

職人たちの想いや願いを伝えていく

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5つの老舗調味料メーカーによる美麗な“新”東京土産。公式ホームページには「単なる調味料ではなく、ていねいな技と歳月の積み重ねが、味へと成熟していった『伝統』をお届けする。それが職人とのゆるぎない約束です」とあり、その開発に携わった人の熱量が感じられます。 新たな流行が現れては消える東京にあって、受け継がれていく伝統の味。ザ・東京の味というひと品をお土産にしようと思うなら、これに勝るギフトはそうそうないでしょう。 東京土産に悩んだら、まず手に取るべきはこの逸品、と声を大にしておすすめします。東京駅構内のほか、東京各地に販売店があるので、現物を見てみたいという方はぜひ足を運んでみてください。
文:小林 萠(macaroni編集部)、写真:田上 大輝 (macaroni編集部) ※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承下さい。

商品概要

「東京さしすせそ」 希望小売価格:4,320円(税込) 内容量:砂糖 50g/塩 75/酢・醤油・ソース 各100ml×3本
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。店舗によっては、休業や営業時間を変更している場合があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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