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ブラッドソーセージはおいしい?どんな料理?
ブラッドソーセージとは
ブラッドとは「Blood=血液」のことです。ソーセージを作る材料に血液も加えたソーセージをブラッドソーセージと言います。
一般的なソーセージと比べると色が濃く、黒みがかって見え、火を通すとまさに黒色に変化します。ヨーロッパや東アジアの牧畜が盛んな地域で、家畜を余すことなくいただくために古くから作られてきたソーセージなんですよ。
味わいは?
「血入り」と聞くとどんな味がするのか気になるところですよね。やはり味わいには血の風味があり、それが独特のクセとなって表れています。
濃厚なレバーのような味と表現する方も。一般的なソーセージよりもやわらかく、ねっとりとしてコクがあるようです。
地域別のブラッドソーセージ
ヨーロッパのブラッドソーセージ
ブラッドソーセージはソーセージが有名なドイツをはじめ、スペインやイギリス、フランスでも伝統的に食べられています。ドイツでは「ブルートヴルスト」と呼ばれ、豚の血と肉や脂身を使って作られます。中には豚の舌と脂身を燻製にしたものを使ったものもあるんです。
スペインでは「モルシージャ」と呼ばれ、地域によっても内容はいろいろ。豚の血のほか、玉ねぎのみじん切りやお米を加えるものもあるようです。イギリスでは「ブラックプディング」「ブラッドプディング」、フランスでは「ブーダン・ノワール」と呼ばれており、そのバリエーションはさまざまです。
アジアのブラッドソーセージ
アジアでは、モンゴルや中国、朝鮮半島でも食べる文化があるんですよ。特にモンゴルでは、羊を使った「ザイダス」というブラッドソーセージがあり、玉ねぎやにんにく、小麦粉を加えて作られることもあるようです。
中国では東北部を中心に食べられ「血腸」と呼ばれます。血のほかにもち米を詰めて作られるのだとか。朝鮮半島では「スンデ」と呼ばれ、豚の血を使ってもち米もしくは麺、香味野菜を加えて作られるようです。
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