電子レンジを使わない

急激な温度変化や木材に含まれる水分の膨張が、割れやひび割れの原因に。プラスチック素材に木目の塗装をほどこしたウッド調プレートのなかには、電子レンジ対応のものがあります。手軽さ優先の場合は、そちらを選ぶのもひとつの手です。

冷蔵庫に放置しない

「電子レンジはダメでも、冷蔵庫ならOKなのでは?」と考えがちですが、実はこちらもNG。冷蔵庫内は温度が低いため、とても乾燥しています。極度な乾燥は割れの原因になってしまうので、木製食器を冷蔵庫に置くのは避けましょう。

油物や汁物をのせない

油物はシミの原因になるので避けたいところ。汁物も温度変化に弱い木製食器には向きません。油分や汁気があるものは、陶器やガラス製の器にのせてから盛り付けると安心です。見た目もぐっとおしゃれになるので、ぜひおためしあれ!

まだ捨てないで!困った時の対処法

ツヤがなくなったとき

木製食器の表面には汚れ防止のために塗料が施されています。塗料のなかでも「オイル塗料」の木製食器は、長く使うと表面が乾き、ツヤがなくなってくることが。 そんなときは、オイルを使ったお手入れをしましょう。オリーブオイルを数滴垂らしてなじませ、キッチンペーパーで薄くのばすように拭き取ります。そのあとはしっかり乾燥させましょう。

カビが生えてしまったとき

万が一カビが生えてしまったときは、紙やすりでこすれば取り除けます。その際は、目の粗さをあらわす「番手」が400番以上のものを選びましょう。 目の細かい紙やすりで、力を入れずに、やさしくこするのがコツ!この技は、表面についた落ちにくい汚れにも応用できますよ。
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