ライター : macaroni 編集部

行かなきゃもったいない!“晴れの国おかやま”のまち歩き

Photo by 晴れらんまん。おかやま旅ネット

みなさんは岡山を訪れたことはありますか? 2018年7月に発生した西日本豪雨では、甚大な被害を受けた岡山。その影響で、観光客が大幅に減ってしまったというニュースもありましたね。一部の地域ではまだ復興の最中にある岡山ですが、実は意外と知られていない、魅力的なスポットがたくさんあるんです。少しでも“晴れの国おかやま”を応援できたらと思い、倉敷を巡る女子ふたり旅をしてきました!

倉敷めぐりは私たちにおまかせ

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岡山駅から20分ほど電車に乗って到着したのは倉敷。街並みをそのまま保存している人気の観光スポットです。倉敷駅からてくてく歩くと、白壁やなまこ壁の町家が建ち並ぶ倉敷美観地区にたどり着きます。こちらは江戸時代に天領として栄えた街並みが、変わらず残っている町なのです。倉敷の名産「デニム着物」を着て、美観地区を散策してきました。

お散歩するなら、「デニム着物」で

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せっかく古き良き街並みを歩くなら、服装にもひと手間かけてみてはいかがですか? 倉敷駅から美観地区へ向かう途中にある「倉敷着物小町」では、倉敷市児島で生まれたデニム生地を中心に仕立てられたデニム着物がレンタルできます。着付けに必要なものがすべて用意されているから、手ぶらで行けるのがとっても便利ですよね。

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着物や帯の種類を幅広く取りそろえているので、きっと自分のお気に入りが見つかるはずですよ。私はシックに着たかったため、古典柄と落ち着いた色味の着物と帯を選びました。1時間ほどで着付けをしてもらい、さっそく美観地区へ向かいます。

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■店舗名:倉敷着物小町 ■最寄駅:JR倉敷駅 徒歩3分 ■住所:岡山県倉敷市阿知3-3-1 大橋ビル1F ■電話番号:086-427-0132 ■営業時間:9:00〜19:00(閉店時間が早まる場合があります) ■定休日:不定休 ■公式WEBサイト:http://kimonokomachi.jp/

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美観地区に来たら「くらしき桃子」へ行くべし

美観地区の街並みを楽しみながら歩いていると、多くの人で賑わっているお店が。フルーツをたっぷりと味わえるカフェ「くらしき桃子」です。店頭で販売されているおみやげも、フルーツづくし! 旬のフルーツを堪能するのにぴったりなお店なんですよ。

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築150年の町家をリノベートした、レトロモダンな店内もおしゃれ。アンティークの調度品に囲まれて、ゆっくりとした時間を過ごせます。バリエーション豊かなパフェの中から選んだのは、岡山県産のぶどうをふんだんに使った「ぶどうパフェ」。4種類のぶどうを一度に味わえる、ぶどう好きにはたまらないひと皿です。

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黄緑色で大粒のぶどうは、皮ごとぱくっと食べられるシャインマスカット。安芸クイーンとニューピオーネも乗っていて、同じぶどうとはいえ、色とりどりな様が、なんともインスタ映えしますよね。パフェの中に入った、なめらかなミルクとピオーネのジェラートや、ピオーネの果肉を使ったゼリーはみずみずしく仕上がっています。フレッシュなぶどうの甘みやジェラートの甘酸っぱさが交互に押し寄せてきて、ボリューミーなのにぺろっと食べられますよ♪ 「ぶどうパフェ」は12月下旬ごろまで、そのほかにも旬のフルーツを使ったパフェがたくさん用意されているので、どの時期に行っても楽しめます。

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■店舗名:くらしき桃子 倉敷本店 ■最寄駅:JR倉敷駅 徒歩13分 ■住所:岡山県倉敷市本町4-1 ■電話番号:086-427-0007 ■営業時間:10:00〜18:00 (11月〜2月は、10:00〜17:00) ※L.O.:閉店の30分前 ■定休日:無休 ■公式WEBサイト:http://kurashikimomoko.jp

ま、真っ青! びっくりおいしいデニムグルメ

Photo by 晴れらんまん。おかやま旅ネット

倉敷デニムストリート
パフェを食べたら、また少し街を散策。その中で見えてきたのは「倉敷デニムストリート」。実物を見たら思わず真っ青になってしまう(!?)ブルーデニムの色をした軽食が食べられるスポットなのです。

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まずひとつ目は、涼しげな色合いの「デニムソフト」。街歩きで少し暑く感じるときにぴったりのスイーツです。ラムネをベースにブルーベリーを隠し味に入れて、さわやかな味わいに仕上がっています。

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ふたつ目は、真っ青なバンズがインパクトが強い「デニムバーガー」。目が覚めるほどの青さですよね! ハンバーグとキャベツを挟み、特製ソースで味付けがされています。びっくりする見た目とはうらはらに、甘辛いソースが絡んだハンバーガーはついつい食べる手が進みますよ。

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■店舗名:倉敷デニムストリート ■最寄駅:JR倉敷駅 徒歩20分 ■住所:岡山県倉敷市中央1-10-11 ■電話番号:086-435-9135 ■営業時間:9:30〜17:30 ■定休日:無休

倉敷の銘菓「むらすゞめ」を焼いてみよう

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橘香堂
倉敷を味わうなら、橘香堂から生まれた銘菓「むらすゞめ」を忘れてはいけません。明治10年の創業以来、手焼きにこだわって作られ続けてきた「むらすゞめ」は、編み笠になぞらえた形が特長の和菓子です。職人の手によって、ひとつずつ丁寧に作られている「むらすゞめ」。なんと、橘香堂 美観地区店では「ジャンボむらすゞめ」の手焼き体験ができるんですよ。

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店員の板谷さんに作り方を伺いながら挑戦! おたま一杯の生地をすくい、鉄板に流していきます。まあるく薄く広げていくのが上手に作るコツなのですが、なかなかうまくはいきません……。少しはみ出してしまいました! やはりきれいな丸形にするのは、経験が必要なのですね。片面が焼けた生地をひっくり返すのにもひと苦労。鉄板も生地も熱々なので、一瞬勝負でチャレンジするのがポイントです。

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生地をひっくり返せたら、つぶあんと白玉をのせ、「むらすゞめ」の特長である編み笠形に仕上げていきます。本物の「むらすゞめ」とは似ても似つかないのですが、無事「ジャンボむらすゞめ」を焼き上げることができました。

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焼きたての「ジャンボむらすゞめ」をいただくと、あたたかくてしっとりとした生地と甘さ控えめのつぶあんの相性がばっちり!「ジャンボむらすゞめ」には白玉団子も入っているので、食べ応えもしっかりあります。橘香堂 美観地区店でしか体験できない手焼き体験は、倉敷観光の良い思い出になりますよね。
■店舗名:橘香堂 美観地区店 ■最寄駅:JR倉敷駅 徒歩12分 ■住所:岡山県倉敷市阿知2-22-13 ■電話番号:086-424-5725 ■営業時間:店舗 9:00〜18:00/手焼き体験 10:00~16:00 ■体験価格:普通サイズ 3個600円/ジャンボサイズ 1個1,200円 ■定休日:店舗 1月1日/手焼き体験 12月31日~1月2日 ■公式WEBサイト:http://kikkodo.com/
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