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名古屋めしで知られる「台湾ラーメン」とは
台湾ラーメンとはひき肉とにんにく、ニラや唐辛子などを炒め、醤油ラーメンに加えた辛い麺料理のこと。名古屋のご当地グルメを名古屋めしと呼びますが、そのなかのひとつとして有名です。そんな台湾ラーメンの発祥と名前の由来について解説。食べられるお店や通販商品、レシピも紹介します。
台湾ラーメンの発祥は名古屋の「味仙 今池本店」
台湾ラーメンとは台湾料理ではなく、日本で生まれた料理なのです。名古屋市の中華料理店「味仙」の二代目店主、郭明優氏が故郷の台湾を訪れ、台南名物の担仔麺(タンツーメン)を食べたのがはじまり。日本へ戻ってから、担仔麺を再現しようとするもののうまくいきません。
試行錯誤を重ねること約1年、やっといまのスタイルの辛いラーメンが完成するのです。従業員のまかない飯を経て、1970年代にはお店のメニューに登場。台湾の麺料理からはじまったので、台湾ラーメンと命名したとされます。
試行錯誤を重ねること約1年、やっといまのスタイルの辛いラーメンが完成するのです。従業員のまかない飯を経て、1970年代にはお店のメニューに登場。台湾の麺料理からはじまったので、台湾ラーメンと命名したとされます。
本場名古屋で。台湾ラーメンのおすすめ店3選
1. 台湾ラーメン発祥店「味仙(みせん)今池本店」
地下鉄今池駅 の9番口から西へ徒歩すぐのところ、市道西側の今池西南商店街に面したお店です。赤い袖看板と屋上広告塔が遠くからでもよく見える、レンガタイル貼り5階建の大きな台湾料理店。広くて活気のある店内は1~2階に分かれ、カウンターやテーブル席が計300席近くもあります。
アメリカンやイタリアンがある!? 台湾ラーメン
各地にグループ店があり、この本店が台湾ラーメンの発祥店とされます。アラカルトからコースまで、いろいろなメニューがありますが、来店客の目当てはやはり台湾ラーメン。スタンダードな辛さだけでなく、辛さ控えめの「アメリカン」や激辛の「イタリアン」など、辛さを選べるのがいいですね。
2. やさしい台湾ラーメンが評判「ラーメン 力丸」
地下鉄名古屋駅の7番口から南へ徒歩3分ほど、泥江町(ひじえちょう)通に立つ小さなビルの1階にあります。歩道に面した路面店で、店頭のタペストリーと白いファサード看板が目印。オレンジ色を基調とした落ち着いた雰囲気の店内に、カウンターとテーブル席が20席ほどのラーメン店です。
辛さ控えめでマイルドなスープが評判。台湾ラーメン
醤油や塩もありますが、こちらは味噌ラーメンがいち推しのお店です。担々麵やカレーラーメンなどのメニューがあり、そのなかには台湾ラーメンも。ニラと唐辛子は入っていなく、代わりに刻みねぎとたっぷりのラー油がかかったラーメンです。辛いものが苦手な人でも食べやすいと人気があります。
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