目次
小見出しも全て表示
閉じる
5.【コーヒー道具】キントー「カラット コーヒードリッパー&ポット」
「がんばっている自分へのご褒美に、せっかくならコーヒーはおいしいものを飲みたいし、そのためには淹れ方にもこだわりたい。そう思って買ったのがこのアイテムです。
ハンドドリップでコーヒーを淹れるとき、ペーパードリップにするとゴミが出ますし、フィルターの買い足しが面倒でしょう?それに、コーヒーの旨みや香り成分をフィルターに吸われてしまうのも気になります。もちろん、好き好きだと思うのですが。
ステンレス製のフィルターだと、そのまま中挽きの粉を淹れられますし、豆から出たコーヒーの成分を余すことなく楽しめます。加えて、この見た目もお気に入り。わたしのコーヒータイムには欠かせない愛用品です」
6.【その他】オクソー「Y型ピーラー」
「『オクソー』はそもそも大好きなメーカー。実用的で、どのアイテムからも機能美が感じられます。そして、このピーラーはとにかく良く切れる。
ピーラーといえば皮むきに使うものですが、野菜を削いでも便利です。調理法や切り方によっては、包丁を出さなくても、これだけで下ごしらえが終わります。
ちなみに、オクソーの製品ではターナーもすごく使いやすくて、お気に入り。外の現場でお仕事するときは、このピーラーとターナーをふたつまとめてバッグに入れて行くようにしています」
ITEM
オクソー「Y型ピーラー」
¥1,210〜
サイズ:約 縦13cm×横7cm×高さ3cm
※2018年7月29日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
良品として愛されるワケ。
包丁にしてもお鍋にしても、プロも認める良品が並んだ今回の愛用品。どちらかといえばベーシックで、一部は古風ともいえるアイテムでしたが、「それがいいんです」と河合さん。
「昔から変わらないもの、長く愛されている道具には、選ばれ続けてきた理由があります。それぞれの背景にはすばらしい物語があって、つくり手がこだわったがゆえの機能性を備えている。そういう道具はやっぱり手に合うんです」
ムダな時間を省くため、誰もが認める使いやすい道具を選ぶ。考え方はシンプルですが、その結論はまさにムダがなく、頷くほかありません。
「こうした調理器具の力を生かすという選択は、自分の時間を有意義に使いたいわたしにとって、理にかなっていると思います。とはいえ……、作業の効率ばかりでなく、見た目のかわいさみたいなところも意識してはいるんですよ」
そういう河合さんは、ふっと力を抜いたようなおだやかな顔。その表情からは、時間の使い方にこだわりながらも「おいしいをもっと心地よく」をコンセプトとする河合さんらしい、気楽さと余裕が感じられました。
取材・構成・文/植松富志男(macaroni編集部)、写真/山川俊行(macaroni編集部)
河合真由子さんのその他の愛用品はこちら
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング