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5.【皿】アルミ製の鍋蓋
「フードデザイナーのモコメシさんがこのお皿を愛用しているのを目にして、わたしも購入しました。
以来、本当にこればかり使っています。丈夫で傷みずらいので安心して使えますし、食器としてばかりでなく、食材の軽量皿、バット代わりなど、調理器具としても優秀。小鍋の上にのせてふた代わりにすることもあります」
6.【皿】フランス製のアンティーク
「フランスの食器を愛してやまないバイヤーさんから購入したもの。丸いお皿ばかりだと食卓が単調になりますが、こうしたニュアンスのあるお皿があると景色に変化が生まれて楽しくなります。
なんでもないふだん着な料理も、このお皿に盛ると素敵に見える。最近ですと、鶏のササミとニンジンのパクチーサラダと相性がよくて、とても良い絵になりました」
7.【グラス】木村硝子「ウォーターグラス」ほか
「木村硝子の製品は厚み、高さ、筒の細さの違うグラスがバリエーション豊かにそろっていて、さまざまな食卓のシーンによりそってくれる、その商品展開自体が魅力だと感じています。
そんななかでもこちらのグラスは、さすが老舗の品という使い勝手の良さ。食堂で頼んだカレーライスの横に置かれたお冷のグラス、という感じの飾らない感じが大好きです」
ITEM
木村硝子「ウォーターグラス」
¥1,980〜
サイズ:H87×φ65 mm
※2018年7月29日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
8.【マグ】ヒースセラミックス「スタジオ マグ」
「こちらもヒースセラミックスの製品で、取っ手が下の方に取り付けられたユニークなマグカップです。コーヒーやミルクを飲むことが多いんですが、特に手前の品については、ミルクを入れるとなかのブルーグレーがよく映えます。素焼きのような質感も魅力的な、お気に入りです」
9.【その他】アワビウェア「カトラリー入れ」
「こちらは『アワビウェア』のカトラリー立て。このおだやかなイエローが気に入って購入しました。お箸やスプーン、フォークなどを入れてテーブルに置くこともあれば、お花を一輪刺して飾ることもありますね」
暮らしにフィットする器。
河合真由子さんが「暮らしにフィットする」という愛用品。その多くは、マットな質感をもつ、しっとりとした風合いの食器でした。この共通点について訊ねると、「言われてみれば、気にしています」と河合さん。
「特に白い器は、マットなものだと和洋を選ばずいろいろな料理に使えます。質感ばかりでなく、フォルムについても言えることですが、手にしっくりくるもの、フィットするものは暮らしにもフィットしやすい、という気がします」
料理を選ばず使える器だとしても、それを使ってより良い景色をつくるにはノウハウが要るはず。フードスタイリストでもある河合さんに、「手軽に実践できる方法はありますか?」とうかがうと、「ポイントは色」とのこと。
「色を合わせてみるのはどうでしょう。たとえば、黄色のマットな食器と緑の野菜で色のコントラストを楽しむ。きっと美しい景色が生まれます。食器の色合わせ、料理の盛り付けによる驚きも、食事をエンジョイするための大切な要素。ぜひいろいろトライして、食卓づくりを楽しんでもらえたらって思います」
取材・構成・文/植松富志男(macaroni編集部)、写真/山川俊行(macaroni編集部)
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