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フィンランド料理は素朴で魅力的
ノルウェーやスウェーデンといった北欧の国々の一番東に位置している国・フィンランド。オーロラをみることができたり、サンタクロース村があったり、ムーミンの生まれ故郷でもあったりする魅力的な国です。
その気候は四季がはっきりしていますが、南北に長い国土の3分の1が北極圏に属しているため、寒い期間が長く続くのが特徴。また、「森と湖の国」といわれるほど、豊かな自然に恵まれた国でもあります。
フィンランド料理の特徴
フィンランドでは長きにわたる狩猟の伝統があり、シカやウサギ、トナカイなどの肉が食べられてきました。
主食はライ麦や大麦などを使用したパンやオートミールなど。ベリーなどの果実やキノコを森に摘みにいって、それらを料理の食材にもしています。さらには、近海で水揚げされるサーモンやニシンを使った魚料理も◎
また、ヨーグルトなどの乳製品を多用するもの特徴のひとつです。
フィンランド料理の主食3選
1. ライ麦パン「ルイスレイパ」
「ルイスレイパ」は、ライ麦100パーセントで生地を発酵させて作るパン。フィンランドの国民食と言っていいような食べ物です。酸味が強いのが特徴的な味わいで、そのまま食べるよりバターや些細などと一緒に食べるのが一般的。とくに「穴の開いたパン」という意味の「レイカ・レイパ」というタイプが人気です。
2. 牛乳入り薄パン「マイトリエスカ」
フィンランドの主食の基本はパン類で、その原料もかたちもさまざま!パンのバラエティが豊富なのもこの国の食文化の特徴なのです。そのなかのひとつ「マイトリエスカ」は、中西部イリビエスカの名物。これは牛乳入りの薄焼きパンのことで、フィンランドでメジャーな主食のひとつとして重宝されているパンです。
3. お粥「プーロ」
フィンランドでは朝食としてよく食べられているお粥「プーロ」。オーツ麦で作ればカウラプーロ、ライ麦で作ればルイスプーロ、お米で作ればリーシプーロと呼ばれます。砂糖やシナモンをかけたり、溶かしたバターやベリーソースをかけたりして食べるのが特徴。いわゆるオートミールのような食べ物です。
お肉系フィンランド料理5選
4. 焼きソーセージ「グリッリ・マッカラ」
夏のフィンランドでは、バーベキューをするのが定番!そのときにかかせないのが「グリッリ・マッカラ」です!「マッカラ」とはソーセージのことで、大きめのソーセージをグリルしてマスタードなどをつけて食べるというもの。ビールとの相性もばつぐんな料理です。夏だけでなく冬のキャンプファイヤーのときにもよく食べるのだとか。
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