使いやすいキッチンの間取りとは?ポイントは「ワークトライアングル」

調理しやすい、動きやすいキッチンとはどんな間取りかご存知でしょうか。今回は、作業動線を考慮した理想的なキッチンの間取りと、一般的なキッチンのスタイル、より使いやすいキッチンへのこだわりポイントなどを紹介します。

2018年6月13日 更新

U型

U型キッチンは、作業台、冷蔵庫、コンロ、シンクをU字型(コの字型)に配置したキッチンタイプ。3面を使えるので、L型よりも広い作業スペースを確保できます。作業動線もよく、効率的に動くことができます。 3面をキッチンにしているので、ほかのスペースとは確立した環境になるのもいいですね。I型のようにキッチンが丸見えになってしまうこともなくて安心です。スペースが広いU型なら、反対側に椅子を置いてカウンターのようにすることもでき、家族や友人と会話を楽しみながら料理することもできます。 デメリットはキッチンにスペースをとりすぎてしまうことです。

アイランド型

アイランド型キッチンは、「アイランド(島)」からわかるように、キッチンの一部作業台を壁から離してキッチンの中央に置くスタイルのことです。壁から独立した台が島のように見えることからそう呼ばれています。 スタイルとしては、アイランドI型、アイランドⅡ型があります。アイランドI型はキッチンの作業台がひとつしかなく、それが部屋の中央に配置されているタイプ。アイランドⅡ型は作業台がふたつあり、片方が部屋の中央に配置されているタイプです。 作業スペースが広くとれ、見た目にもおしゃれなキッチンになるのがメリットですが、設置コストが他のキッチンに比べて高くなってしまうのがデメリットです。

ペニンシュラ型

ペニンシュラ型とは、対面式のキッチンスタイルです。キッチンの前面が壁のI型などとは異なり、キッチンの左右どちらかが壁面につくタイプ。半島のようなスタイルに見えることから「ペニンシュラ(半島)」と呼ばれています。 メリットは、リビングやダイニングにいる家族と会話しながら作業できることと、開放感があることです。 デメリットとしては、設置やスタイルによってはキッチンが丸見えになってしまうことでしょう。一部壁面に覆われていればある程度は隠れますが、基本的には作業台全体がリビングやダイニングから丸見えの状態です。

キッチン以外にもこだわろう

作業台の長さと高さ

キッチンで重要なのは、型だけではありません。どの程度料理をするのか、自分の体型に合ったサイズ感かといったことも大事。 例えば、作業台の長さと高さです。毎日習慣的に料理をする、趣味の域で料理を楽しむ方なら、作業スペースがたくさんとれるように作業台の長さにこだわるといいでしょう。 高さについては、作業する人の身長が関わります。作業台が低すぎても高すぎても不便で、あまりに低いと常に腰が曲がった状態で作業することになって大変です。高すぎると調理しにくくなりますよね。 JIS規格では、作業台の高さを80cm、85cm、90cm、95cmとしています。理想の高さは「身長÷2+5cm」で割り出すことができます。例えば身長160cmの場合、適正の高さは85cmとなります。自分の身長に合った高さを選択しましょう。

冷蔵庫の位置

キッチンの間取りのなかで、比較的融通がきくのが冷蔵庫の配置です。だいたいのスペースは決まっていることが多いですが、アイランド型やペニンシュラ型など、片側の作業スペースのどこにでも置けるという場合もあります。 冷蔵庫の配置で気を付けたいのはドアの開閉です。今では左右どちらからでも開くタイプ、設置の段階で開閉の向きを決められるタイプもありますが、うっかりして壁側から開けることになると大変です。あらかじめ向きと配置、そしてワークトライアングルの動線を考慮しておきましょう。
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