セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもやや強めの効果が期待できます。油汚れを落とすのにも向いており、水に溶けやすい性質なので水溶液として使うと掃除の幅が広がります。 セスキ炭酸ソーダの水溶液をスプレー容器に入れれば、レンジフードのファンやフィルターに噴きつけて掃除することができて便利です。まんべんなくスプレーを噴きつけ、数時間放置して浮いてきた汚れをふき取るだけでも汚れが簡単に落ちやすいのが特徴です。

レンジフードの掃除の注意点

レンジフードの掃除をする際、毎日の簡単な掃除なら素手でパパっと終わらせてもOKですが、大掛かりな掃除をする際は注意点があります。 まず、アルカリ性の強力な洗剤を使う機会もあるので、手が荒れないようゴム手袋をはめて作業をするようにしましょう。重曹の弱いアルカリ性水溶液であっても、油に強い特性があることを忘れないようにしてください。油は汚れだけでなく、手の表面の必要な油分まで奪い、手荒れの原因になってしまいます。 また、作業中はレンジフードの電源を切っておくようにしましょう。誤って作動すると怪我にもつながりかねません。

重曹を使ったレンジフードの掃除の仕方

いちばん効力は弱いものの、安全な重曹を使った掃除方法を紹介します。重曹は水でなく、食器用洗剤と合わせて使うことでより強力な洗剤になります。頑固な油汚れを落とす重曹パックの作り方、また重曹をそのまま振りかけて使うだけの簡単な方法も紹介します。

材料

重曹パック使う材料は、粉末の重曹と食器用洗剤、キッチンペーパー、いらなくなった歯ブラシなどの汚れを落とす道具の計4点です。 分量は、重曹50g、食器用洗剤50ml程度です。このふたつの材料を混ぜ合わせて完成です。

掃除の仕方

レンジフードの外側の掃除しやすい部分には、作っておいたペースト状の重曹洗剤を塗っておくだけでOKです。内側のでこぼこして掃除しにくい場所には、キッチンペーパーにペーストを塗り、それを貼り付けるようにしてパックします。 レンジフードの外側やファンなどの部品はこれを使い、数時間パックしてからブラシなどでこすり落としましょう。 フィルターは重曹をそのまま振りかけて使います。乾いたフィルターに直接重曹をたっぷりと振りかけ、3、4時間程度放置してからブラシで汚れをこすり落とします。

コツ

重曹洗剤は、時間をかけてゆっくりやっていると泡が残りあとがつきやすいため、手早く汚れをこすり落としたら雑巾などで泡をていねいに落としてください。きれいに仕上げるポイントです。 フィルター掃除は、水をかけずに重曹だけを使って掃除するようにしてください。乾燥している状態のほうが断然落としやすくなります。
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