コンプレッサー稼働時の運転音

コンプレッサーが起動すると「ブーン」と大きめの音がして、そのあとに低めの音が続きます。これが結構耳障りで気になる人も多いですね。上記の霜取りやサーモの故障でもないのに頻繁に稼働する原因に、背面や側面にすき間がないことが挙げられます。 冷蔵庫は背面と側面から放熱することで庫内の低温を保ちますので、それを妨げられると庫内の温度が上がって、コンプレーサーの稼働が頻繁になりがちです。

騒音の原因が分かったときの対処法

冷蔵庫と壁にすき間がなくコンプレッサーが頻繁に稼働する場合は、背面で10cm、側面は5cmほど壁から離すようにすると、放熱しやすくなり冷却効果が上がります。 またファンや霜取り、サーモなどの交換費用はメーカーによって違いますので、見積もりをしてもらったうえで対応してください。ただしコンプレッサーは修理できるようならいいですが、交換となればかなり高額になりますので、古い冷蔵庫なら買い替えが得策ですね。

買ったばかりの冷蔵庫から異音がする

新品の冷蔵庫がうるさかったら嫌ですね。でも意外なところから騒音が発生していることがあります。冷蔵庫下にはアジャスター付きの脚があり、その調整が不十分で少しでも浮いた状態だと、コンプレッサーが稼働したときに振動して床と当たって音がすることも。 また側面にラックなどを置いている場合に、振動が伝わってラックから異音が発生するということもあります。脚の調整をしてみてまだ音が出るようでしたら、防振ゴムを敷いてみるのもいいですね。

意外なことで冷蔵庫が静かになることも♪

特に故障でもないのに冷蔵庫がうるさいと感じたら、この記事を参考にチェックしてみてください。意外と「なんだ、こんなことが原因だったのか」と思うことも多いはず♪ 冷却ファンやコンプレッサーは機械ですので、はじめは静かでも年数がたつごとに、徐々に運転音が大きくなるのは仕方がないことですね。それでも我慢できないくらいにうるさく感じるようでしたら、修理や交換、買い替えを検討してみてください。
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