アントル・ドゥ・メール地区

「アントル・ドゥ・メール」とは「二つの海の間」という意味を持ち、ガロンヌ川とドルドーニュ川に挟まれた広大な地域を指します。 粘土石灰質の土壌で、比較的手頃な価格で手に入る質の良いワインが多いのが特徴的。メルローを主体とした丸みのある赤ワインと、ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンをブレンドした爽やかな白ワインが主に造られています。

ソーテルヌ&バルザック地区

ソーテルヌ&バルザック地区は、ガロンヌ川左岸のボルドー市から見て南東部に位置しています。貴腐ワインを多く産出する銘醸地で、ソーテルヌ地区は砂利質と粘土混じりの石灰質土壌、バルザック地区は石灰岩土壌です。 貴腐菌が発生する独特の気候条件のため、世界3大貴腐ワイン「ソーテルヌ」の産地にも数えられている一帯。保存状態のよいソーテルヌの有名シャトーワインは、数十万円の値段が付けられることもあります。

ボルドーワインの5大シャトー

シャトー・ラフィット・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、5大シャトーの中でも筆頭に上がることの多いワインです。ルイ15世が愛した「王のワイン」として知られ、ヒノキや杉のような香り、濃厚なタンニン、気品あふれるエレガンスさが特徴的。 その味わいが花開くまでに長い期間を要し、10年以上の熟成によってようやくその真価を発揮すると言われています。

シャトー・ラトゥール

「ラトゥール」とはフランス語で「塔」を意味し、その名の通りシャトー・ラトゥールのラベルには、15世紀に海賊の攻撃から身を守るために築かれた要塞(塔)が描かれています。 5大シャトーの中で、もっとも男性的なワインと言われており、圧倒的な力強さと凝縮感が最大の特徴です。骨格のしっかりした味わいと、「不作知らず」とも呼ばれるほどの安定したクオリティに定評があります。

シャトー・ムートン・ロートシルト

シャトー・ムートン・ロートシルトは、1973年の格付けで、第2級から第1級へと異例の昇格を果たしたワインです。 1945年以降、ワインのラベルを著名な画家やデザイナーに依頼しており、毎年変わるアーティスティックなラベルデザインは世界中にコレクターもいるほどの人気ぶり。ワインの味わいは5大シャトーの中でもっとも絢爛豪華であり、濃厚さやふくよかさに加え、エキゾチックな香りも楽しめます。
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