ブルゴーニュワインの特徴とおすすめワイン20選!当たり年は90年以降?

普段何気なく飲んでいるワインのうち、有名な銘醸地のブルゴーニュワインについて学んでみましょう。ブルゴーニュワインの特徴や同じフランスにあるボルドーワインとの違い、産地による特徴や当たり年、お手頃に楽しめるものから高価なワインをご紹介します。

複雑で繊細なブルゴーニュワインの世界

世界的に有名なワインの銘醸地であるブルゴーニュ地方は、フランス東部の内陸に位置し、シャブリ地区、コート・ドール地区、コート・シャロネーズ地区、マコネー地区、ボジョレー地区があります。

ブルゴーニュワインの特徴は、単品種によるワインで、基本的に赤ワインはピノ・ノワール種やガメイ種、白ワインはシャルドネ種になり、力強さの中に繊細さがあり、色が薄く土地の味が出ると言われます。赤ワインが3割強、白ワインが6割、あとは発泡性ワインとなっています。ボトルは瓶口に向けて「なで肩」の形状です。

ボルドーワインとの違い

同じく有名な銘醸地のボルドーは、フランス南西部にあります。ボルドーワインは赤ワインがほとんどで、ブドウの品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが主体です。

基本的に複数のぶどう品種をブレンドしてつくるのが特徴で、色が濃く味わいに複雑味を持たせることができ、ぶどうの出来具合に左右されず、クオリティを保ったワインができあがります。ボトルの形状は側面が直線で瓶口に向けてくびれが大きく「いかり肩」となっています。

ブルゴーニュワインの特徴

畑でワインの香りが決まる

「テロワール」と呼ばれるぶどう畑の土地の性質や環境が、ワインの味わいをつくると考えられ、フランスの「AOC制度」(ワインの原産地を管理する承認制度)の基盤となっています。ブルゴーニュでは、畑の区画が細かく明確になされています。
ブルゴーニュの畑は大きく4つに分類されていて、これが一般的な格付けとなります。

特級 グラン・クリュ(Grandes Crus)……非常に高名で格の高い畑。多くは、修道院に帰属していた中世からの歴史的畑。表記は畑名で、ロマネ・コンティ、シャンベルタンなど。
1級 プルミエ・クリュ(Premieres Crus)……村の中で、地質・地形・位置の良さで1級に格付けされた畑。表記は「村名+1er Cru/Premier Cru+畑名」。
村名 コンミューン(Communales)……上記2つに属さない、良質なワインをつくる村の畑。表記は村名。
地域 地区(Sous-Region)&地域(Regionales)上記3つを除く広域のAOCでRegionalesと呼ばれるブルゴーニュ全域に渡るものと、Sous-Regionと呼ばれる地区に限定されるもの。

ドメーヌとネゴシアン

ブルゴーニュではドメーヌとネゴシアンと呼ばれるスタイルでワインがつくられています。ドメーヌとは、ぶどう農家が瓶詰、出荷までを一貫して行っています。それに対してぶどう畑を所有せず、原料を買い付けてワインを生産したり、原酒を買い取りブレンドして販売する生産者はネゴシアンと呼ばれます。

一般的に生産者単位で規模の小さいドメーヌのワインは、畑の個性が強く出ていて、規模の大きなネゴシアンのワインは、毎年安定した品質で欠点のない傾向があります。

ブルゴーニュ北部の産地

シャブリ地区

石灰岩質でカキの化石を含む土壌で、シャルドネ品種を使って辛口の白ワインがつくられています。黄色がかった白色でミネラルを含んだ石と柑橘系フルーツの香り、爽やかな酸味が特徴です。

コート・ド・ニュイ地区

ほとんどがブルゴーニュ地方が原産の赤ワイン用ブドウ品種「ピノ・ノワール」でつくられる赤ワイン。コクのある長期熟成タイプがつくられ、なめし革の香りが特徴です。ロマネコンティやシャンベルタンの産地として有名です。

コート・ド・ボーヌ地区

赤と白の両方のワインがつくられ、果実味に富んだ繊細な白ワインが多いです。コート・ド・ボーヌを代表する有名な赤ワインのボーヌ村、白の偉大な特級モンラッシェをつくる村、ふくよかな香りとボディの長命な白ワインをつくるムルソー村などがあります。

ブルゴーニュ南部の産地

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Raico

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