とろける旨みに心酔。魅惑のごはん泥棒「カンジャンケジャン」の専門店

生のワタリガニを醤油ダレに漬け込んで熟成させる「カンジャンケジャン」。韓国では、ご飯が止まらなくなるほどおいしいことから“ご飯泥棒”とも呼ばれているんですよ。今回は注目のカンジャンケジャン専門店をご紹介します!

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あの芸能人も密かに通う! 国産にこだわった「カンジャンケジャン」

生のワタリガニを醤油ダレに漬け込んで熟成させる「カンジャンケジャン」。韓国では、ご飯が止まらなくなるほどおいしいことから“ご飯泥棒”とも呼ばれる、韓国グルメの代表格だ。

2017年12月、西麻布にオープンした『ケジャンオールスターズ』は素材のワタリガニからタレの材料まですべて国産にこだわった専門店。そのおいしさは本場にも負けないレベルだ。
店を作ったのは、紹介制かつ1日4組しか予約を取らない新宿の人気焼肉店『ホルモン船 ホールちゃん』のオーナー・鄭壽福(ディ スボク)さん。素材や調理すべてにこだわり抜く鄭さんが7年の歳月をかけたレシピで作るケジャンは、グルメで知られる芸能人も絶賛。お忍びで通う芸能人も少なくないとか。
場所は西麻布交差点に程近い閑静とした住宅地。周りには隠れ家的な名店がいくつもあるエリアだ。店内はカウンター10席のみと小ぢんまりとしている。背もたれのゆったりした椅子、ちょうど良い高さのカウンターで、目の前で調理される料理を見ながら、くつろいだ雰囲気で食事を楽しめる。

カニの濃厚なうまみにとろける! やみつきになるおいしさ

メニューはコースのみ。メインは醤油ダレに漬け込んだ「カンジャンケジャン」と、トウガラシのピリ辛のタレを絡めた「ヤンニョムケジャン」の2種類。これに、前菜3品、カニチャーハン、姉妹店『ホルモン船 ホールちゃん』の肉料理から日替わりで一品、ワタリガニのスープが付く。
ケジャンに使用するのは、愛媛県や佐賀県、愛知県でとれた国産ワタリガニ。オレンジ色の内子がびっしり入った、旬の6月に獲れたワタリガニを使用している。日本のワタリガニは、韓国のものと比べて味や肉質に違いがあるため、韓国のレシピどおりに作ってもうまくいかなったとか。そこで、日本には蔵元が作る個性的な醤油が数多くあることに目を付け、それらをブレンドすることで、日本のワタリガニにぴったりなタレのレシピを完成したのだそう。

特製の漬け込みダレは、しじみ醤油など国産の醤油数種類、昆布やカツオなどから取っただし、日本酒、生臭さを消すための薬味などをブレンドしたもの。生きたまま漬け込むため、カニがタレのおいしさを吸い込み、身にしっかりと染み込む。
食べ方はシンプル。手で足を持ち、殻ごとかぶりつく。ひと口食べると、内子の濃厚なうまみと、芳醇な醤油ダレがほのかに香るカニ身の甘さに驚かされるだろう。熟成したカニ肉は、適度にしまって、プリっとした歯ごたえがたまらない。写真は2人前。1人前は1杯400~500g見当となり、食べごたえは十分だ。

ちなみに、同店では、老廃物を丁寧に取り除き、大きさによって漬け込む時間を調整するなど丁寧な仕事で極上のケジャンを作り出している。

ウニとイクラが山盛りの贅沢「カニチャーハン」もたまらないウマさ!

「ヤンニョムケジャン」は漬け込まず、トウガラシやニンニクなどを使った辛い薬味ダレ(ヤンニョム)をからめて食べる料理。こちらは、より生に近いため、柔らかくトロっとした食感が楽しめる。数種類のトウガラシとフルーツのエキスをブレンドした特製のタレは見た目より辛さは控えめ。トロリとした甘いカニ肉に絡み、食べ始めると止まらなくなるおいしさだ。
カニに夢中になってかぶりついていると、ふわりと香ばしい匂いがしてくる。残った味噌と醤油ダレをご飯に混ぜて甲羅に詰め、炭火で焼くカニチャーハンだ。日本で甲羅にお酒を入れて飲む甲羅酒にヒントを得たという、同店のオリジナル料理である。
目の前に現れた「カニチャーハン」(写真上)にワッという歓声が上がること間違いなし。イクラとウニが、こぼれんばかりに山盛りにされ、下のチャーハンが見えないぐらいだ。

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