ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

「日本ワインを愛する会」会員。フードライターとして新聞・雑誌・ムック本などの紙媒体を始め、これまで複数のグルメサイト、SNSで執筆・情報提供を行い、日本テレビ「ZIP」、テレビ朝…もっとみる

唐辛子はなぜ辛い?

日本では長く激辛ブームが続いていますね。港区芝の商店街では「激辛ストリート」と銘打って、町興しの起爆剤にしています。唐辛子はピーマンの仲間ではなく、実は中南米が原産でナス科に属しています。 その辛味成分はカプサイシンです。その辛さを表す単位「スコヴィル値」(SHU)を参考に、どんな種類の唐辛子があって、どのくらいのからさなのかを紹介させていただきます。
▼スコヴィル値に関して詳しくはこちら

唐辛子の辛さランキングベスト10

1. ドラゴンズ・ブレス スコヴィル値:248万

昨年(2017年)にイギリスで開発されたこの唐辛子は、専門家によれば、食べると命の危険すらあるために食用には向きませんが、皮膚の感覚を麻痺させるほどの辛さがあるので、アレルギーなどの理由で麻酔薬が使えない人に代替品として用いる可能性が研究されているいるそうです。素手で直接さわるのは、もちろん厳禁です。

2. キャロライナ・リーパー スコヴィル値:157〜220万

ドラゴンズ・ブレスが開発されるまで、「世界一辛い唐辛子」として知られていたのがこの品種です。2013年にギネスの世界記録に認定され、スコヴィル値の認定記録は約157万SHUですが、環境によっては個体で220万SHUにも達します。ちなみに激辛ブームの火付け役となったハバネロは35万SHU程度なんです。

3. トリニダード・モルガ・スコーピオン スコヴィル値:150〜200万

産地は中米のトリニダード・トバゴ共和国で、ゴルフボール大の「赤い悪魔」と恐れられています。スコヴィル値は200万に達するものもあり、素手で触ると炎症をおこす可能性があります。全体の形が独特で押しつぶしたようにめり込んでいます。先端がサソリの尾のように尖っていることから、スコーピオンの名が付けられました。

4. トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー スコヴィル値:146万

2011年にブッチ・テイラー氏によりオーストラリアで発見された唐辛子で、防護服なしでは調理できないとまで言われています。それまでジョロキアが4年間保持していたギネス記録を塗り替えたのがこの品種です。キャロライナ・リーパーが世界一に認定されるまで、3年間に渡って最も辛いトウガラシとしてギネス世界記録を保持していました。
Photos:5枚
担々麺
唐辛子が山盛り入った麻辣香鍋
椎茸とベーコンの和風ペペロンチーノ
一覧でみる
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

特集

FEATURE CONTENTS