1. 材料の下ごしらえ

肉や野菜はすぐにやわらかくなるので、大きめのサイズに切っておきましょう。前述の最大調理量内に水や調味料などと一緒に圧力鍋に入れます。ルーのようなとろみのある調味料以外は、加圧前に加えてOKです。

2. 正しくふたをセット

具材を入れたら、圧力鍋のふたを正しくセットします。ロックが複数ある場合は、すべてのロックがかかっているか確認しましょう。加圧が始まると蒸気が出るため、蒸気口の向きもチェックしておくと安心です。

3. 強火で加熱

正しくふたをセットしたら、強火にかけます。圧力鍋によっては、加圧前におもりやピンを設定するものがあるので、取り扱い説明書を確認してくださいね。

鍋の内部に圧力がかかると、おもりやピンが上がってきます。しばらくすると、蒸気口から蒸気が勢いよく出てきます。この状態から、加圧スタートです。

4. 加圧後に火を消す・または弱火に

蒸気口から蒸気が出てきたら、弱火にします。レシピに記載されている加圧時間は、弱火に切り替えた時間からを指しますよ。

なお、加圧中は絶対にふたを開けないでください。多くの圧力鍋には安全装置があり、内部に圧力が残っていると開かない設計になっていますが、無理に開けるとふたが飛んだり中身が噴出したりして、けがをするおそれがあります。

同様に、加圧中に圧力鍋のおもりを外すのも厳禁です。中身が噴出し、やけどするリスクがあります。

5. 放置する

加圧が終了したら、火を止めてそのまま放置しましょう。火を止めたあとも、圧力鍋の内部には圧力がかかっています。ピンが上がっているときは、絶対にふたを開けないでください。

6. ふたを開ける

完全にピンが下がったら、加圧が終わった合図です。ロックを外してふたを開けましょう。蒸気が出るため、やけどに気を付けてくださいね。カレーやシチューのルーを入れるときは、このタイミングで。ふたを開けた状態でルーを溶かしたら完成です。
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