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値段の違い
ブロイラーが鶏肉市場の9割を占めているとご紹介しましたが、地鶏の流通は1割ほど。広い土地で時間をかけて育てるため、値段は高くなります。スーパーの鶏肉売り場では1番上段に置かれていることが多く、ブロイラーの3~4倍の価格になります。
販売店や時期によって異なりますが、地鶏で有名な名古屋コーチンでは、もも肉で100g420円、むね肉やささみで370円ほど。ささみや胸肉のブロイラーなら100g100円以下で購入できるのを考えると、地鶏がいかに高級食材であるかがわかります。
ブロイラーでもおいしい!鶏肉レシピ3選
1. 唐揚げ
地鶏と比べると味が落ちるとご紹介したブロイラーですが、料理によってはブロイラーの方が適しているものもあります。例えば唐揚げは、地鶏で作ると旨みは強いものの、筋肉が発達しているため硬い食感になってしまいます。ブロイラーはやわらかな肉質なので、外はカリッと、中はジューシーな仕上がりになりますよ♪
2. チキンのハーブ焼き
気にならない人も多いのですが、ブロイラーによっては臭みのあるものもあります。塩コショウの味付けのみ臭いが目立ってしまうので、ハーブで爽やかな風味をつけた調理法が◉。ローズマリー、セージなど、お好みのハーブで作ってみましょう!
3. クリームシチュー
揚げる、焼くに続き、最後は煮るレシピをご紹介します。ブロイラーは加熱してもやわらかく、淡白な味という特徴がありますが、クリームシチューはその両方を上手に活かすことができます。煮込み料理の場合加熱時間が長くなってしまいますが、ブロイラーなら硬くならず、クリームの旨みがしっかりとあります。
お肉を選ぶときのキーワードに
お肉を買うとき、値段や銘柄など、さまざまな要素をチェックしますよね。鶏肉は牛や豚に比べてリーズナブルですが、その安さはブロイラーという鶏が存在することによって生まれています。
ブロイラーや地鶏にはそれぞれのよさがあるので、お肉そのものの味を活かしたいときは地鶏など、場面によって使い分けてみてくださいね♪
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