薄いだけじゃない！「アメリカンコーヒー」の正体について解明してみた (2ページ目)

薄いだけじゃない！「アメリカンコーヒー」の正体について解明してみた

商品名は違えど、コーヒー店に必ずといっていいほどあるアメリカンコーヒー。しかし、アメリカンコーヒーとは何かと聞かれたときに、詳しく説明できる人はそう多くはないはずです。この記事では、アメリカンコーヒーについての基礎知識をコーヒーソムリエ・バリスタの筆者がまとめてみました！ 2021年12月28日更新

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アメリカーノ・ブレンドコーヒーとの違い

アメリカンコーヒーと混同されるコーヒーで、アメリカーノというものがあります。アメリカーノとは、エスプレッソにお湯を注いだアレンジコーヒーです。使用する豆は深煎りで、抽出方法もまったく異なります。

また、ブレンドコーヒーは、いくつかのコーヒー豆を混ぜ合わせたものです。アメリカンコーヒーのようにすっきりとした味わいのものや苦味を感じられるものなど、コーヒー豆の組み合わせによってさまざまな味わいを楽しめますよ。アメリカンコーヒーに使われる浅煎りのブレンドコーヒーなども販売されています。

アメリカンコーヒーの作り方

お湯で割る

お湯で割ってアメリカンコーヒーを作る場合は、まずは通常通りにドリップしたコーヒーを120ml用意します。その後、40〜50mlほどのお湯を加えて完成です。

お湯で割るアメリカンコーヒーの場合、使用するコーヒー豆はどのようなものでも基本的に問題ありません。お湯の量やドリップしたコーヒーの量などはお好みで調整してみてくださいね。

浅煎りのコーヒー豆を使う

浅煎りのコーヒー豆でアメリカンコーヒーを作る場合は、通常よりも多めのお湯で抽出します。およそ10gに対して150〜180mlで抽出して完成です。

使用する粉は中挽きほどで、あまり細かいものを使用しないようにしてください。お湯がうまく流れず、濃い味のコーヒーになってしまいます。また、お湯の温度も通常よりも高めにすると風味豊かなおいしいコーヒーができあがるのでおすすめです。