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新スポット「イータリー グランスタ丸の内店」に注目
この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
2017年月30日、東京駅構内・グランスタ丸の内に『EATALY(イータリー) グランスタ丸の内店』がオープンした。『イータリー』は、イタリア食材の販売としてレストランを併せ持つ総合フードマーケットとして2007年にイタリア・トリノで誕生。現在本国に23店舗、その他ニューヨークやドバイなど世界中に38店舗を展開している。国内では物販を取り扱う日本橋三越店のみだったが、同店が国内初のレストラン併設店舗となる。
先日オープンしたグランスタ丸の内店では、専任のバイヤーがイタリア全土の2,000以上の小規模生産者から集めた選りすぐりの食材を購入することが可能。またそれらの食材を活かしたイタリアの郷土料理をレストランで楽しむことができる。
同店は7:00~23:00まで営業しており、朝はコーヒー、夕方はチーズとワイン、夜はピッツァやパスタを味わったりと、さまざまなシーンで利用できるのも魅力だ。
取り扱う食材は600アイテム!気分はまるでイタリア旅行
マーケットエリアには、『イータリー』の専任バイヤーが厳選した600アイテムが並ぶ。自社栽培の小麦で作った『マンチーニ』社のパスタ、しっかりとしたトマトの甘みと豊かな風味が人気の『Così Com’è(コジコメ)』社のトマト缶、100年以上の歴史を持つ、現地でも人気の高い『ROI(ロイ)』社のエキストラバージンオリーブオイルといった高品質な食材を取り揃えている。
イタリア全州から集めたワインは、歴史あるワイナリーから仕入れたクラシックなワインから最新トレンドの自然派ワインまで、150種類以上と豊富な品揃え。
さらにワインに合わせ、生ハムは20種類、チーズは40種類をラインナップ。好みやシーンに合わせて選ぶのも楽しみのひとつだ。
また、高品質な食材を実際に味わってほしいとの想いから、店内には主力商品のワインやチーズ、生ハムなどの試食ができるコーナーもお目見え。削りたてのチーズやオリーブオイルの食べ比べなど、本場イタリアの「食」を体験しながら購入ができるのがうれしい。
食への好奇心をかき立てる「生パスタラボ」
レストランエリアの中には、ガラス張りの「生パスタラボ」を設置(写真上)。通常6種類前後の生パスタを作る工程を見ることができる。普段目にする、細長いスパゲッティタイプの麺だけでなく、さまざまな形のパスタが成形されるところがうかがえたり、各パスタの名前の由来が書かれた展示などもあり、「イタリアの食」への興味をかき立てられる見どころが満載だ。
「生パスタラボ」で作られた「ラヴィオリ」(写真上)。ラヴィオリとは、2枚のパスタ生地の中に挽き肉や野菜、チーズなどの食材をはさみ、四角形に切り分けたパスタのこと。
同店ではリコッタチーズとホウレン草をはさみ、バターとセージのシンプルなソースをかけて供される。リコッタチーズとホウレン草のうまみと、ソースの香ばしさが合わさり、ついワインが進んでしまう。
あの名作で登場した「カンノーリ」を気軽に!
デザートには、日本初の試みであるシチリアの伝統菓子「カンノーリ」を実演で販売する「カンノーリバー」も見逃せない。
カンノーリとは、サクサクとした筒状の生地の中に、リコッタチーズクリームがたっぷり詰まったシチリア島発祥のデザート。
映画『ゴッドファーザー』に登場するマフィアが食べている様子を観たことのある人もいるのではないか。そんな「カンノーリ」を、同店では注文を受けてからその場で仕上げてくれる。
「カンノーリ」の生地は、シチリア島の昔ながらのレシピを参考に、揚げる時間を厳密に管理し、美しい金色とクリスピーな食感を作り出している。
リコッタチーズクリームは、防腐剤や着色料を一切使用せず、100年以上前から続く伝統製法で作られたリコッタチーズを使用。濃厚だが、優しい香りと甘みがふんわりと鼻から抜けていく。
両端のトッピングは、ピスタチオ、オレンジピール、アーモンド、チョコレート、へーゼルナッツの5種から選ぶことができ、2つの味を楽しめる。
また、同店ではお客と生産者をつなぐ試みとして、ワインやチーズなどの生産者やインポーターを招いて試食・試飲会を定期的に開催するほか、本場のイタリア料理を学べる料理教室、子どもも一緒に楽しめる食育教室なども開催する予定だ。
東京の主要ターミナル駅である東京駅構内で、イタリアの食文化を「食べて」「買って」「学べる」新たなスポットに、これからも目が離せない。
提供元:
▼東京駅の注目グルメをチェック!
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