京都にまつわる「ぶぶ漬け」の噂って本当?語源と意外な真相とは

ぶぶ漬けとは何かをご存知ですか?京都が発祥といわれているお茶漬けですが、どのような食べ物なのでしょうか?現地ではぶぶ漬けのおいしいお店が人気なのだとか。ここではぶぶ漬けの発祥と、意味についてをご紹介していきましょう。

ぶぶ漬けとは一体何?

京都では、ぶぶ漬けのおいしいお店が人気を集めているようです。ところでこのぶぶ漬け、どのようなお料理かをご存知でしょうか?

ぶぶ漬けには何やら意味深な噂がつきまとうもの。ぶぶ漬けは食べずにお店を出るという話を聞いたことはありませんか?

だとすれば、ぶぶ漬けのおいしいお店が人気を集めるのは不思議ですね。実態に迫るため、噂の真相についてリサーチして見ました。ぶぶ漬けの発祥や、ぶぶ漬けに込められた意味などを詳しく探っていきましょう。

「ぶぶ漬け」は京都が発祥

ぶぶ漬けとは、京都でお茶漬けのことを指しています。ぶぶとはお湯のことを表しているのです。京都では舞妓さんが暇なときに、お茶をひいて、熱いお湯をフーフーと冷ます様に基づいています。舞妓さんがお茶をひく=暇というイメージがあり、さらにお茶がマイナス表現につながるイメージなのですね。

ネガティヴなイメージを避けるためお茶ではなく、ぶぶという言葉を用いている説があります。元々京都ではお湯のことを「おぶ」や「ぶ」と呼んでいたのです。そのためご飯にお湯をかける、またはお茶をかける食べ物を茶漬けではなく、ぶぶ漬けと呼んでいるのですよ。

「ぶぶ漬けでも…」は意味深な言い回し

ぶぶ漬けは食べるものではなく、お店側から帰ることを遠まわしに要求されている、という話がありますね。

「ぶぶ漬けでも食べていきませんか?」とは、そろそろ帰ってくださいと、たしなめる意味だとの話があります。この話がどんどん1人歩きをしてしまい、実際にぶぶ漬けでも食べていきませんか?と言われた際には急いで席を立ち上がってしまう人もいるようです。

でも実際には落語の中で用いられた話で、本当にお店の人が帰ってほしいと思っている言葉ではないのですよ。

本心を隠す日本文化が起因している?

落語で使用されたことにより、「ぶぶ漬けでも食べていきませんか?」は遠まわしに長居している客に対し、帰ってほしいと表現する意味だと思われています。実際には違うのですが、このように落語で用いられたのは日本文化が起因しているのかもしれません。できるだけ、ことを荒立てたくない心。

本心を直接言わず、遠まわしに言う心遣い。このような大人の対応を表しているのかも?それを落語で上手に表現したお話なのかも知れませんね。ぶぶ漬けにこだわるのではなく、ひとつのお店に必要以上の長居をすることは避けるのが大人のマナー。

品のある言い回しや、優しい言葉遣いでもその裏に込められた言葉を察知する力を持つのも大人の対応ですね。ぶぶ漬けは決してネガティブな食べ物ではありません。大人のマナーを身につけた上で、おいしいぶぶ漬けを食べに行きましょう。

ぶぶ漬けは堂々と食べていい!

さまざまな噂話があり、ぶぶ漬けは食べずにお店を出るものだと思っていた方もいるでしょう。落語の中の話ですので、1人歩きした噂を信じる必要はありません。

ぶぶ漬けにもお店によってさまざまなメニューがあり、おいしく食べることができますよ。京都に出向いた際には、おいしいぶぶ漬けのお店を探し、ぜひ召し上がってくださいね。
▼京都で食べたいグルメ♩

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ちあき

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