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1日に400個売れる人気クリームパン
パンと洋菓子などで有名な神楽坂の亀井堂ですが、本来は瓦せんべいと人形焼の和菓子店。神戸にある老舗「亀井堂総本店」の東京店として上野ではじまり、約20年前に現在の神楽坂店がオープンしたそうです。こちらでは現在も瓦せんべいと人形焼が販売されています。
亀井堂でパンを製造販売しだしてから45年ほどになりますが、いまでは神楽坂店で多い日には400個も販売されるクリームパンが、たちまち売り切れるほど人気となっています。
神楽坂「亀井堂」
神楽坂駅の神楽坂口から北へ歩いて、2分ほどのところにある亀井堂ビルの1階にあります。エメラルドグリーンの玄関ドアや窓枠など、鮮やかな色合いがメルヘンチックな外観で、近くまで来るとすぐに分かるほどカラフルなパン屋さんです。
観音開きの2枚ドアの入口が2ヶ所あり、横に広い店内にはところ狭しと陳列台や棚が設置され、いろんな種類のパンが並べられています。人気のクリームパンは、外からでもよく見えるように窓際に配置!もちろんパンや洋菓子などはすべて、お店で手作りされたものばかりです。
お店へ入った左奥には、丸テーブルに5席ほどのイートインスペースがあり、買ったばかりのパンをいただいている人の姿も見られます。イートインを利用すると、たまに瓦せんべいや人形焼をサービスしてくれることも♩やはり焼きたてのパンが一番おいしいですね。
なお2階で営業していたレストランは、パン事業拡大のため、2012年に閉鎖されました。ランチのビーフシチューや海鮮中華粥、カレーなどがおいしいと評判でしたが、なくなってしまってたいへん残念です。
ふわふわのクリームパンは取り扱い注意!?
アニメの『アンパンマン』のなかに登場するクリームパンマン。まさにその顔そのものの野球のグローブのようなビジュアルで、昔ながらのかわいい形のクリームパンです。パティシエが作るケーキみたいなクリームパンとして評判で、多くの人が買いにくる一番人気の商品となっています。
手に持つとずっしりと重いクリームパンには、カスタードクリームがはちきれんばかりに詰められています。クリームパンを取るときにトングでつまむと、パンの重みでふわふわした生地が破れてしまうので、専用の黒いヘラを使って取らなければいけないほどです。
口コミでも話題になるほど人気!
クリームパンはとても重量感があり、パンの生地はふわふわして薄いので、変に力をかけると破れてなかのクリームが飛びだしてしまいます。テイクアウトするときには、十分に気をつけてくださいね。
なかのカスタードクリームはプリンのようにプルプルした感触で、くどさがなく上品な甘みがなんともいえないおいしさだと評判です。
焼きたてのクリームパンが並んでいるときは、ぜひその場で食べてみてください。まだ温かさが残るなかのカスタードクリームは、とろとろとしてまろやかな味わいが抜群です。
冷えるとプリンのような食感になるクリームもおいしいですが、このとろりとした食感もぜひ味わってみてください。パン生地もカスタードクリームも、どこか懐かしさを感じさせるような、癒されるような味わいと満足感が人気の秘密ですね♩
午前中に売り切れることも
亀井堂では一日におよそ400個ほどのクリームパンを販売していますが、日によってはお昼までに売り切れることもたびたびです。せっかくお店を訪れたのに買えずにガッカリ……ということのないように、前日までに予約しておくとちゃんとキープしておいてくれますよ。
何がなんでも絶対にクリームパンがほしい!という人には予約することおすすめします。
中身はクリームがぎっしり!
クリームパンを半分に割ると、そこから見えるカスタードクリームはまるでプリンのようです。薄いパン生地にぎっしりと詰まったクリームを見ると、思わずかぶりつきたくなるほどで、パンというよりもスイーツそのものですね!
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