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食べ方、焼き方のコツ
焼肉屋さんで焼肉を食べるとき、店員の方はおいしく焼ける順番でお肉を運んでくれます。家での焼肉をする際にも、食べ方や焼き方に、おいしく食べるためのコツがあるのです。焼肉屋さんとは少し違った、自宅焼肉ならではのコツをご紹介します。
フライパンやプレートはよく温めておく
お肉を焼くフライパンやプレートは、150度から200度くらいに温めてください。箸から水を垂らしたときに、ジュっと蒸発すればOKです。ただし、高温過ぎると焦げる原因になるので、温め過ぎには注意しましょう。鉄板から15センチほど離して手をかざし、6秒から7秒耐えられる温度が適温です。
温度を確認する際に、やけどをしないようにくれぐれも気を付けてくださいね。温度設定ができるホットプレートの場合は、あらかじめ200度に設定するようにしましょう。
脂の多いお肉から焼く
焼肉屋さんの場合は、あさっりとした味のタン塩から食べる場合が多いかと思います。
自宅焼肉の場合は味で焼く順番を決めるのではなく、脂の多いお肉から焼いてください。フライパンやプレートに脂をなじませるためです。特に買ったばかりのフライパンやプレートの場合は、しっかりと脂をなじませる必要があります。こうすることで、お肉がフライパンやプレートの表面にひっついて肉汁がこぼれないようにすることができます。
フライパンやプレートに脂がなじんだ後は、好きなお肉を好きな順番で焼いてくださいね。
野菜は焼く前にレンジで加熱する
焼肉のフライパンやプレートで野菜を一緒に焼いて食べようと思っても、表面だけ焦げて中は固いままになってしまうことってありますよね。
そんな生焼けを防ぐために、野菜は事前にレンジで加熱してから焼いてください。生のままだと焼くのに時間がかかり場所も取ってしまうので、表面に少し焦げ色が付いた程度で食べられるよう下準備をしておきましょう。
特に人参や玉ねぎなどの火が通りにくい野菜は、しっかりとレンジで加熱してください。逆に火の通りやすいキャベツやピーマンなどは加熱しすぎるとしなびてしまうので、野菜の種類によって加熱時間は調整してくださいね。つい残りがちな野菜も、こうすることでお肉と一緒に食べることができますよ。
肉汁をこぼさないように焼く
お肉の旨味である肉汁は、焼くときにこぼさないよう注意が必要です。肉汁をできるだけこぼさないためには、焼いているときに出来るだけお肉に触れないことがポイントです。
焼けているかどうか気になって、ついつい何度もお肉をひっくり返してしまう、という方は、我慢して少し待つようにしてみてくださいね。ひっくり返すときにせっかくの肉汁がお肉の中から流れ出てしまいますよ。
お肉に触るのは、表面を焼くためにフライパンやプレートに乗せるとき、裏面を焼くためにひっくり返すとき、食べるときの3回だけと覚えてください。
厚めのお肉は3割焼けたらひっくり返す
カルビやロースなどの厚めのお肉はひっくり返すタイミングが難しいですよね。薄いお肉であれば表面の色や肉汁の量などで、ひっくり返すタイミングがわかるけれど、厚いお肉の場合、中まで焼けているかわかりにくいものです。
厚いお肉の場合は、お肉を横から見て3割焼けたらひっくり返すタイミングです。また、ひっくり返すときにフライパンやプレートの上の脂をお肉になじませるようにこすりつけると、よりおいしく焼き上げることができます。ひっくり返した後は、表面を焼いたときの半分の時間を目安に焼いてください。
これで中身がちょうどよく焼けたベストタイミングでお肉をいただくことができます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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