ライター : macaroni_repro

「美白にNG」な食べ物とは

春一番が吹いてますます春らしい気候になってきましたね。冬の間弱くなっていた紫外線も春先から一気に増えはじめ、3月の紫外線量は9月後半という残暑が一番厳しい時期とほぼ同じ! そろそろ春仕様の美白ケアを始めたいところですが、皆さんはしっかりぬったはずの日焼け止めの効果を台無しにしてしまう食べ物があるのをご存知でしょうか?! 今回は、美白ケアをするために知っておきたい、朝に食べると日焼けを招いてしまう食べ物についてご紹介したいと思います。

シミの原因になる「光毒性」物質とは!?

「光毒性」という言葉を聞いたことがありますか?太陽の光を浴びると活性化して光のエネルギーを蓄積し、その溜まったエネルギーを放出する際に細胞にダメージを与える性質のある物質のことで、この一連の作用は光感作作用とも呼ばれています。 アロマオイルを使用する際にも気をつけなければいけないので、アロマセラピーやマッサージがお好きな方には耳馴染みがある言葉かもしれません。 実はこの光毒性物質、食べ物にも含まれているのです。「ソラレン」という物質がそれにあたり、オイルのように塗布することで作用するだけでなく、食べることで体内に吸収されて細胞内部から皮膚にダメージを与えてしまいます。

光毒性物質「ソラレン」を含む食べ物とは!?

ソラレンはおもに「柑橘系の果物や一部の野菜」に含まれています。ソラレンを摂取すると体内に吸収され、およそ2時間後に血中濃度が最も高くなります。 全身の皮膚細胞にも行き渡るため、ソラレンを含んだ状態で太陽の光を浴びると皮膚細胞にダメージを与えてシミやシワを招き、皮膚表面のバリア機能を低下させて日焼けしやすくしてしまうのです! ソラレンの影響は食後約2時間でピークを迎え、その後6時間~8時間はその効果が持続するといわれています。 つまり、朝食でソラレンを摂取してしまうと2時間後から夕方近くまで日焼けしやすい(シミができやすい!)状態が続くことになります。 紫外線が最も強いのは10時から14時の時間帯なので、その間ずっと日焼けしやすくなっているのは避けたいですよね!

朝食に避けたい食べ物はコレ!

ソラレンを多く含む食べ物には、「きゅうり・セロリ・レモン・オレンジ・キウイ・グレープフルーツ」など、朝食にお馴染みのものが多くあります。 特に、朝の「キウイ」や「グレープフルーツ」は健康面から考えると積極的に食べたい食材なのですが、美白のことを考えると朝に食べるのはNG! ソラレンを多く含んだ食べ物は朝ではなく、夜に摂るようにしましょう。
いかがでしたか?朝食はもちろん、週末のブランチや外出の多い日のランチでも同様です。紫外線が強くなる季節、見落としがちな食材にも気を付けて、上手に美白ケアしてくださいね!
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