ライター : でぐでぐ

おいしいものを食べること、作ること、撮ることが大好きです。 天気のいい日はお弁当を持って、ピクニックに行きたいです!

監修者 : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

乳酸菌飲料はただ飲めばいいわけじゃない!

近年人気の「腸活」とは、食生活を工夫して腸内フローラ(腸内細菌叢)を整えるという意味です。腸内フローラは食べ物の消化吸収に関わるほか、腸内の免疫細胞を活性化するはたらきがあります。腸内フローラを整えるには、乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」を摂ることが大切です。

「腸内フローラを整えるために、乳酸菌飲料を毎日飲んでいる」という方は多いかと思いますが、ただ飲めばいいというわけではありません。ヤクルトやミルミルといった乳酸菌飲料で腸内環境を整えるコツを見ていきましょう。(※1,2)

ヤクルトとミルミルの違いは?

ヤクルトとミルミルの一番の違いは、乳酸菌の種類です。ヤクルトには乳酸菌の「シロタ株」、ミルミルにはビフィズス菌の「BY株」が含まれていますよ。含まれる菌が違えば、その菌が働く場所や作用が異なります。

また、味わいも異なります。ヤクルトは甘みが強く乳酸菌が強く感じられますが、ミルミルはミルク感が強くさっぱりとした味わいです。(※3,4)

ヤクルトは小腸で働く

Photo by でぐでぐ

ヤクルトには、乳酸菌の一種である「シロタ株」という善玉菌が、1本(80ml)あたりに400億個含まれています。「ヤクルト400」の数字は、シロタ株の個数を表しているというわけです。乳酸菌シロタ株は生きたまま腸内に届いて、腸内のビフィズス菌を増やし、大腸菌を減らすはたらきがあります。(※5)

小腸が元気になると?

小腸では、胃で分解された栄養素や水分を消化吸収し、肝臓に送り出す働きがあります。また、小腸には「粘膜免疫」という仕組みがあります。ウイルスや細菌にさらされることから、体内における免疫細胞の50%以上が集まっています。小腸の環境を整えることは、免疫の維持にも役立ちます。(※6)

ミルミルは大腸で働く

Photo by でぐでぐ

ミルミルには、ビフィズス菌 の一種である「BY株」が、1本(100ml)あたりに120億個以上も含まれています。BY株の特徴は、大腸に生きたまま届いてはたらくことです。

ビフィズス菌は腸内で乳酸や酢酸を作り出すほか、悪玉菌の増殖を防ぐはたらきがあります。また、腸の運動を促し、お腹の調子を整えてくれますよ。(※1,4)

大腸が元気になると?

大腸の主なはたらきは、水分を吸収して便を作ることです。また、粘液を分泌し、排便をスムーズにしてくれますよ。

腸内フローラのバランスが崩れて腸内の悪玉菌が優勢になると、悪玉菌が生産する有害物質が増え、便秘や下痢の原因となってしまいます。おなかの調子をよくするには、腸内環境を整えることが大切です。(※1,4)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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