ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

スターバックスで買うならどのサイズがお得?

1996年に銀座松屋通りに第一号店をオープンしてから20年、今やすっかり定番のスターバックス。大学生やOLまで多くの人々を惹き付けてやまない魅力がありますね。ドリップコーヒーやカフェラテなどの王道メニューから、コーヒーを飲まない人でも飲めるフラペチーノ系など、幅広いメニューがそろっていて、季節限定や期間限定のメニューもたくさんあります。

でも、いざ注文!ってときにサイズと値段とにらめっこ、なんて経験ありませんか?ショートにしようか、トールにしようか……飲みきれるかな、足りないかな、これは損をしてるんじゃ?なんて、いろいろ考えてしまいます。

この記事では、サイズごとの特徴やお得なサイズはどれかということを徹底解説。ぜひ参考にしてみてくださいね。

どんなサイズがある?スターバックスのサイズ一覧

S、M、Lサイズ……。いえいえ、スターバックスのサイズ名はちょっと違います。独特の名前があるんです。日本で買えるサイズは全部で4種類。小さい順に、ショート(Short)、トール (Tall)、グランデ(Grande)、ベンティ(Venti)です。さらに、アメリカ限定で トレンタ(Trenta)というビックサイズも。

ちょっと耳慣れない名前ですよね。最初のうちは、お店の人にカップを見せてもらって実際の大きさを見てから注文した人も多いのではないでしょうか。でも、覚えてしまえば「アイストールラテください」(アイスラテのトールサイズ)なんて、カッコイイ注文の仕方もできちゃいますよ!

では、各サイズの容量と値段、プチ情報をご紹介します。

ショート(Short)

・容量:ホット240ml アイス300ml ・ドリップコーヒーの値段 : 280円 自動販売機などで売られている缶コーヒーのショート缶が190ml、ロング缶が250mlなので、ロング缶ほどあると思うと意外と量が多いことが分かりますね。とある調査によると、日本で一番注文されているのはショートサイズという調査結果も出ているようです。ですが、アジア圏以外(特に北米)では容量が小さすぎるためか、通常メニューに載せられていないようです。

トール(Tall)

・容量:350ml ・ドリップコーヒーの値段:320円 一般的な缶ジュース、もしくはマグカップで飲む量と同じぐらいの容量です。仕事や勉強の合間に飲みたい時にお手頃なサイズです。

グランデ(Grande)

・容量:470ml
・ドリップコーヒーの値段:360円


グランデ(Grande)はイタリア語で “大きい、偉大な” という意味です。500mlのペットボトルをイメージすると容量が分かりやすいでしょう。ショートサイズのほぼ2倍の容量です。

ショートやトールとは、エスプレッソの量が異なります。ショートやトールが1ショットのエスプレッソに対し、グランデは2ショット入ります。そのため、ミルクをたっぷり入れるスターバックスラテやカプチーノは、トールよりグランデの方がエスプレッソの味が薄まらずおすすめです。

ベンティ(Venti)

・容量:590ml
・ドリップコーヒーの値段: 400円

ベンティ(Venti)とはイタリア語で “20” を意味していて、名前のとおり約20オンス入っていることを示しています。日本のスターバックスでは一番大きいサイズです。

ボリューミーなサイズですので、時間をかけてゆっくりと飲みたいときにおすすめ。1人で飲みきれない場合は2人でシェアするのも良いですね。1人295mlとアイスならショートサイズよりも多く飲めますし、お値段も割安になりますよ。
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