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「ゆでこぼす」って知ってる?
このページを見ている多くの人が、具材を溢れるまで茹でてしまった経験があると思います。それは「ゆでこぼす」という表現がされますが、その意味について詳しく説明できる人はあまりいないのではないでしょうか?
今回はゆでこぼすの意味と、「湯通し」「板ずり」など、なにげなく使っている料理用語に至るまで、分かりやすく説明したいと思います。参考にしてください。
「ゆでこぼす」とは
そもそも、ゆでこぼすとはどういう時に使う用語なのでしょうか?まずは簡単にご説明したいと思います。
これは、材料をゆでて、煮立ったらそのゆで汁を捨てることを指しています。里芋などの食材を、一度ゆでて泡がふきこぼれそうになったのち、火を止めてザルに移すこともこの言葉の意味として含むみたいですね。
アクやぬめり、臭みなどの強い食材に使われる手法とされており、余分なものを取り除くため、テイストに癖がなくなります。つまり、食材のよさをさらに活かすための方法と言えるでしょう。
長時間の加熱はご注意を
ちなみに、料理の中には長時間ゆでることで食品に含まれる栄養素がそのままお湯に流れてしまうケースもあります。緑黄色野菜は特にその傾向が強いみたいなので、ご注意くださいね。
どんな食材に使うの?
では、具体的にどんな食材に対してゆでこぼし処理は行われているのでしょうか?
先ほどご紹介した里芋以外だと、モツがそれに該当します。下ゆで済みで売られているもつは、さほどゆでこぼしを必要としません。それでも臭みが気になるようでしたら、自宅でゆでこぼしをしてみてはいかがでしょうか?
ほうれん草はゆでこぼしが基本!
ちなみに、ほうれん草はゆでこぼしが基本、必須の模様。
ほうれん草のあくの成分であるシュウ酸は、摂りすぎてしまうと結石が形成されやすくなる恐れがあります。
茹でることによりシュウ酸はその多くを減らすことができるので、覚えておきましょう。
ほかにもこんな食材が
ほかにも、こんにゃくやジャガイモなども必要に応じてゆでこぼしが必須になります。特にこんにゃくの場合、「あく抜き」をしていないものだと、調理してもあまりおいしくありません。気をつけてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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